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Posted by namjai at

2011年07月28日

雲南省旅行記その7

ツアー一日目。その一。

早朝、集合場所の古城入り口に行く。
中型の車が来ると聞いていたが、
それらしい車はない。

名簿を見ながら、
人を探している人が数人いる。

その一人に契約書を見せて、
確認をしてもらう。
名簿にわしの名を見つけ一安心。

ぞろぞろと、その人について行くと、
駐車場に結構大きいバスが待機していて、
既に何人かは乗り込んでいる。

参加者は30名ぐらい。

若者のグループが多い。
他には、
親子3人、
女性3人とオヤジ2人のグループ。
一人参加はわしだけ。

添乗員は先ほどの人で、
色黒で長髪。
加藤鷹そっくり。

バスは郊外のホテルに寄り、
2人を乗せて、
西へ向かう。

鷹はマイクを持ち、
名口調で喋る喋る。
もちろん何を言っているか全く分からない。
うるさい!!

郊外に出ればすぐに山中に入る。
ぽつぽつと集落が確認できる。
この集落が興味深い。

纏まって農家が建てられ、
外観は古城の家と似ている。
瓦の形状も同じ。

この集落は実際に農民が住んでいるので、
生活感があり、
農民の日常があるだろう。

こういう集落を訪問して、
調査すると面白いと思う。
ガイド券運転手を雇えば、
そんなに難しいことではないだろう。

京都駅や梅田スカイタワーを設計した原広司は、
世界の集落を研究したことで有名。
こういう伝統的な建物には、
必然的な美しさがある。

バスは景勝地に到着。
ほとんどのツアーで組み込まれているのだろう、
多くの観光バスが停まっている。

鷹は学生に、わしに通訳するよう頼む。
すると「11時にバスに帰ること」と、
学校で習うような正しい英語で説明してくれる。

何だ英語喋れるんだ~。。。。
若者は学校で英語を習っているのだろう。
(帰ってきて少し調べると、昔は学校で習う第二言語はロシア語だったらしい)

峡谷。
山深い谷に川が流れている。
階段で下りることが出来、
川の近くまで行けるようになっている。

確かに凄い急流で、
吸い込まれそう。
まあ、それだけ。

下りは良いが上がりは辛い。

次いで昼食。

円卓に10人ほど一緒に座る。
ふざけたり、いちゃついたりして楽しそう。
一人は辛い。

野菜炒めとか野菜の煮付けとか、
野菜料理が多い。
一品で色々な種類の食材を使うことは少ない。

食べきれないほど、
どんどん料理が出てくる。

皆、食い散らかして出ていく。

勿体無いので、
わしは一人最後まで残って食べるが、
多くの料理が残る。

《ここで食事事情》

本場はやはり「餃子の王将」とは違う。

主食は米。
タイ米に近いように感じる。
茶碗によそい箸で食べる。
茶碗に口を付けてかきこんでも大丈夫。
タイではスプーンとフォーク。
やはり、わしは箸でかき込む方が美味しく感じる。

中華は大勢で食べる料理だと思う。

とにかくメニューが豊富。
多くの食堂では店内に食材が置いてあり、
それらを見ながら注文する人も。

炒菜を頼むと、
ニンニクと調味料だけで、
他には何も入っていない。

肉料理を頼むと、
どーんと肉がくる。
少しずつ色々な物を食べたいのだか、
そういうわけにいかない。

なので、一人だとついついラーメン屋みたいなところに入ってしまう。

麺類も豊富。
そこら辺にあるラーメン屋でも、
注文を受けてから、
繰り返し両手を広げ、
麺を伸ばして細くしてから茹でたりする。

その辺のにーちゃんが、
そんな技術を持っているのだ。

麺があれだけ伸びるということは、
水分が多いのだろう。
それが原因かどうか分からないが、
麺に腰がないのが残念。
まあ、好みの違いだろう。

ツアーで一緒に食事をしてもそうだし、
食堂で隣のテーブルで食べてるグループを見ても思うが、
多くの料理を並べ、
食べ物を平気で残す。
勿体無いという気持ちがない。

全部食べてしまうと、
足りないということになるので、
残すのが礼儀だと聞いたことがあるが、
本当にそんな感じ。
タイでも残す人は多いが中国の方が顕著。

マナーと言えば、
皆平気で食い散らかす。
平気で床に捨てる。
テーブルを汚す。

食べ終わった後は、
凄いことになっている。。。

それに、立ち食いも目立つ。

文化の違いなのだろう。

町に食堂は多いし、
メニューも豊富で美味しい。
マナーを気にすることもない。

日本人には良いところだと思う。

話を戻す。

バスは更に西へ向かう。

鷹の喋りで目が覚める。
山々に囲まれ、草原が広がり、
川が流れている。
土手がなく表層を流れているようで、
美しい。

シャングリラに入った模様だ。

  


Posted by ひよこ at 18:59Comments(0)

2011年07月26日

雲南省旅行記その6

麗江2日目

四方街と呼ばれる広場が古城の中心。
ここには色々な人が集まる。

朝は鷹を腕にとまらせたオヤジ。
昼になれば馬を連れたオヤジ。
夕方になるとカメラを首に掛けたオヤジ。

鷹と一緒に写真を撮ったり、
馬に乗って辺りを一周したり、
夜のロマンチックな写真を撮ったりする、
観光客を相手にした人たちだ。

時間になれば、
民族衣装を着たナシ族のお年寄りが、
輪になって盆踊りみたいな踊りが始まる。

観光客も一緒に踊り出す。
観光を振興するための演出だろう。

わしもいつの間にかここに戻っていて、
ベンチに座り、
本を読んだり、人間観察をしたりして過ごす。

多くの観光客はカメラを片手にしている。
カメラマン気取りでカメラを構えている人も多い。

わしは、皆で楽しく記念撮影をすることは良いことだと思うが、
普通の人がこういう所で、
風景写真に熱中することは余り良いことだと思わない。

余計なことは考えず、
感受性に任せる方が良い。

その方が色々なものが見えてくる。
カメラを構えるとどうしても、
写真写りの良いアングルを探してしまう。
それは邪見ではないかと思う。
映像では残っても記憶には残り難いと思う。

写真よりスケッチの方が良い。
描写するためには、
細かいところまで見る必要があるので、
色々な発見がある。
ただ、スケッチの欠点は恥ずかしいこと。
覗いてくる人が多い。

わしはスケッチブックを2冊持参していた。

わしは自慢ではないが早い。
すぐに終わってしまう。
シコシコとかき、
さっさと仕舞う。

古城を離れ、市街地に行ってみる。
古城に似合わず近代的な都会で驚く。
古城だけ観光化された別世界と考えることも出来る。

歩いていると突然、銅像が現れる。
その人は、
毛沢東。

権力者は好きですね~こういうのが。
特に左傾している人は。。。。

もうすぐ、補正予算に盛り込まれるかもしれない。
歴史に残るペテン師の銅像費用が。。。。。

銅像の道路を挟んで向かい側には麗江文化会館がある。
シンメトリーでいかにも権力を象徴しているような建築物。
公共建築はこういうデザインのものが多い。

《ここで経済考察》

中国は急激な経済成長を遂げ、
沿岸部と内陸部は格差がある、
というイメージがあったので、
雲南省の各都市は、
現代的な建築物と伝統ある町並みが二分し、
経済的にはまだまだ貧しく、
そんなに開発されていないと漠然と思っていた。

しかし、昆明は人口600万人を超える大都会。
しかも、急激に発展した感じはない。

ヨーロッパの都市の様に伝統を大切にし、
歴史を感じさせる都市ではないが、
数十年間かけて出来た近代都市といった感じである。
そういう意味では日本の都市景観に似ているかもしれない。

先に書いたように公共建築はいかにも権威的であるが、
銀行やホテルなどの建築は現代的で、
日本より奇抜なものが多いぐらいだ。

麗江市も人口113万人を超えるらしい。
観光が主な産業に違いないだろうが、
それだけではなさそう。

中国人の観光客があれだけいるということは、
裕福な人がもの凄く増えているのだろう。

古城で見た背広を着た日本人のオヤジはどうみても仕事。
海から遠く離れたこんなところで、
日本企業が仕事をするとしたら、
中国国内向けと考える方が普通。

内需で十分発展しているのかもしれない。

注。。間違っていたらご指摘ください


話を戻す。

宿に戻り、
昨夜の続き、
ツアーについて話す。

宿の人は親身になって聞いてくれ、
電話でツアー会社の英語が少し話せる人を呼んでくれた。

希望は一泊二日のツアー。
詳細には拘らない、
適当に選び、
申し込みをする。

一人で参加するので、
宿代が50元アップして、
ツアー料金は合計530元。
移動代、食事、宿、ロープウェイ、参観料込み。

麗江より西へは行く気がなかったので、
予備知識は全くと言っていい程ない。

明朝は7時に集合というので、
早目に就寝。

さて、どんな旅になるのだろう。。。。
  


Posted by ひよこ at 16:37Comments(0)

2011年07月25日

雲南省旅行記その5

麗江一日目。

6時前に到着。
まだ暗い。
国内時差がないので、
この辺りでは、
夜は8時ごろまで明るいが、
朝は遅い。

オージーが古城まで一緒に行こうと言う。
わしは英語が苦手で、
オヤジと話すこともないが、
断る理由もない。
付いて行くことに。

駅には多くのワンボックスが待っていて、
観光客を相乗りして、
目的地まで連れて行ってくれる。
一人10元。

KKFで朝食。
オージーが奥さんの写真を見せてくれる。
若いて可愛い。
年齢差30近いのではないだろうか。

。。。。。

オージーと別れ、
わしは古城に足を踏み入れる。

瓦に特徴のある木造建築が軒を連ね、
狭い石畳の路地が迷路のように入り組んでいる。
水路が張り巡らされ、
柳の木と調和している。

早朝の古城はしっとりとしていて幻想的。

古城と言っても、
日本の城下町みたいな感じではない。

ウィキペディアによると、
中国では「城」という文字の本来の意味は防塁・城壁そのものを指していたが、後に城壁で囲まれた内部をも含むようになり、内城を「城」、外城を「郭」といった。

つまり中国で古城とは城郭都市のことらしい。

ただし麗江古城には城壁はない。
他に例が無いらしいが、
それでも古城と言えるのかな。

英語ではOld Town of Lijiang

麗江古城についてはこちらを参照。
http://japanese.cri.cn/chinaabc/chapter22/chapter220105.htm

思ったより広い。

路地は真っ直ぐでない場合が多く、
奥の建物になるほど正面を見せながら、
対面の建物に隠れて見えなくなる。

ついつい先に進みたくなる。

ぶらついていると、
方向感覚が狂い、
自分が何処にいるのか、
分からなくなり、
夢の中に迷い込んだような錯覚に陥る。
それでも、まだ見ぬ風景を求めて彷っていると、
いつの間にか見たことのある風景に出くわす。
先のところへ戻ってきているのだ。

坂道を上る。
いつしか公園の入り口。
丘の上から古城の全貌が見渡せる。
瓦屋根が敷き詰められているようだ。

曇っていたが、
遠方には山々が連なる。
絵になる景色だ。

瓦の特徴は、
棟や傍軒の先。
瓦を重ね、
天に向かってそそり立っている。

瓦の拭き方はよく統一されているが、
それ以外は結構まちまち。

壁の仕上げもレンガや土壁に漆喰、タイル、石などあるし、
2階建てが多いが軒高さは揃っていない。

屋根は切り妻がほとんどだが、
平入りが多いが妻入りも見られる。

でも、それらが単調になるのを防ぎ、
多様で変化のある空間を創りだしている。

家と家の間の収まりも面白い。
隙間が開いたままにしているところはない。
路地側は土壁やレンガで間を塞いでいる。
引っ付けて建てている場合もある。

その事で、連続性と一体感が増し、
より趣きのある町並みになっているように思う。

「火事 と喧嘩は江戸の花」
木造家屋が密集しているここ麗江も、
大火が一番の心配事だったに違いない。

家と家との隙間の収まりは、
延焼防止の役割も考えられているのかもしれない

古城内には新しいデザインの建物はない。
よって、昔の風情をよく残してはいるが、
ほとんどが観光客相手の食堂、ホテル、売店、みやげ物屋など。
勿論、昔の雰囲気とは大分違うだろう。

改修をしている建物も結構あったが、
わざと古く見せかけて、
造っているように感じた。
世界遺産なので規制があるのかもしれない。

古城の中は凄い人。
観光客であふれている。
そのほとんどが中国人。
欧米人にたまに出会うぐらい。
これだけ中国人の観光客が多く、
外国人が少なければ、
外人相手の商売をしなくても成り立つだろう。
外人慣れしてない人が多いのも分かる。

大きいリュックサックを背負い、
ヨレヨレの服を着て歩いている日本人を見かけない。
今時バックバッカーは流行らないのだろうか。

考えてみれば、
ここ雲南省は日本から遠い。
ここより近い観光地は多い。

わざわざ、ここまで来る人は、
何度も中国旅行をしているか、
中国を横断して、
ラオスかチベットに行こうとしている人ぐらいか。

結局、4日間麗江に居たが、
日本人と分かったのは、
70歳ぐらいのおばさん2人と、
電通のジャンバーを着ている通訳を連れた、
脂ぎった背広オヤジ2人だけ。

ガイドブックを見せてもらうことは出来なかった。

歩き廻る目的の一つは宿探し。
古城内にも宿は多い。
気になる宿があると値段を聞く。
100元から200元ぐらい。
観光地なので高い。

80元以下の宿を考えていたが、
100元までと思い直す。

そして、入った宿は、
狭い坂道に面したこぢんまりとた宿で、
入り口から中に入ると、
そこは中庭に面した客間みたいなロビー。
下階と上階に客室がある。
つまり入り口は2階。

お茶を飲んでいる太めのおばちゃんがいる。
おばちゃんと書いたが年齢不詳、
おねーさんにも見える。
場末のスナックにいるママさんといった感じ。

ママさんは愛想が良く、
頼みのしないのに部屋を案内してくれる。
今までにない対応だ。
部屋はトイレシャワーつきで100元。
悪くない。ここに決定。

荷物を置き、
食事に出かける。
夜の古城はロマンチックだけあって
一人ではめっちゃ寂しい。
それに高い。
ビール一本が15元ぐらいする。

スーパーでビールを買い、
外で飲む。
寂しい。

古城内にはバーもあり、
ステージで踊っていたり、
ショーがなされていたりして、
若者で大盛り上がり。
オヤジ一人ではついていけない。

宿に帰り、
棚にビールがあったので、
ここで飲むことに。
ここは一本4元と安い。

ママさんと椅子を並べ、
しっとりとグラスを傾ける。
窓からは麗江の特徴のある瓦屋根が、
重なるように見える。
良い雰囲気だ。

いつしか見つめ合い、
手に取って、
筆談。

そして。。。。。
パソコンの翻訳機能を使って会話。

次の旅先についての話になる。
このホテルでもツアーの仲介をしてくれる様だ。

パンフレットを見ていると、
シャングリアに行っても良いかな、という気持ちになる。
ただ、ツアーとなると同行するのは、
アベックとか団体の中国人になるだろう。
わし一人で参加して楽しめるだろうか。
今まで一人旅でツアーに参加したことはほとんどない。
どうしようか。

気が付けばもう遅い。

ママさんが電気を消す。
。。。。。。

早く部屋へ帰れ!!ということらしい。  


Posted by ひよこ at 16:56Comments(2)

2011年07月23日

雲南省旅行記その4

昆明4日目。

昼前にチェックアウト。
フロントのねーちゃんに、
大理行きの方法を聞くと、
バスターミナルまでの路線バスの番号を教えてくれる。

どうも西の方にあるバスターミナルから出ているようだ。

やはり列車の方が良い。

駅に切符を買いに行く。
チケット売り場へ入ると、
人でいっぱい。
窓口は20ぐらいある。
学生と一般に別れているようだ。
それぞれの窓口に人がずらっと並んでいる。

切符の買い方が分からない。
ぼーと立って電光掲示板を見ると、
列車番号、行き先、発車時間などが表示されている。
それを見れば、座席別に一週間分の空席状況が分かる。

どの列車にしようか観察していると、
おばさんが近づいてくる。

誰だろ?と思いながらも筆談で
これは寝台か座席かなど情報収集。
するとこのおばさん、
麗江行きの切符を持ってきた。

値段を聞くと、
200元。
切符には145元(ぐらい)

ダブ屋か。

ダブ屋がいるということは、
今日の席は確保するのが難しいのだろうか。
まあ、無かったら明日にするだけ。

乗りたい列車の番号と行き先、切符の枚数などを紙に書き、
列に並ぶ。
30分ほどでわしの番。
紙を差し出す。
切符売り場のおばちゃんは、
すぐに分かってくれ、
無事に切符をゲット。

日本人だからこそ、この手が使えるが、
漢字が全く分からない外人はどうしているのだろうか。

列車は20時発、
全席寝台で、
値段は107元。
移動と宿泊を兼ねて、この値段はお得。

時刻表には載っていない列車番号だったので、
臨時列車だったのかもしれない。

その後は出発時間まで時間つぶし。

ネットショップを見つけたので入って見る。
凄く広い店で200席はある。
最初に10元を払ったがシステムは分からない。
店員に聞きながら何とかできるように。
メールのチャック。
しかし、日本語入力ができない。
勝手に言語設定で日本語を追加するが、
ひらがな入力が出来ない。
仕方ないので、
ユーチューブやニコ動でも見ようかと思うが、
それも繋がらない。
規制されているのかもしれない。

タバコ臭いし、
中国まで来てパソコンをするのも勿体無い
1時間ぐらいで退出。

《ここで、タバコ事情》

たばこを吸う人は多い。
室内でも平気で吸う。
臭い臭い。

タイでは室内でたばこを吸う人はまずいないので、
最近は特に敏感になっている。

たばこを勧められたことも、
何度もあったので、
タバコを吸わない人の方が少ないのかもしれない。

長さ50cm~1m以上の大きな円筒に口を付けて吸っている人をよく見かける。
最初は水煙草かと思ったが、
下の方にちんこのような紙煙草が刺さっている。
キセルか?
どんな味になるのだろう。

話を戻す。

出発時間までは時間がある。
食堂を梯子してビールを飲む。

1時間ぐらい前に駅に行く。
構内に入るのに、
荷物をX線に通す必要がある。
待合室も改札も空港に近い。

売店で竹に入った酒を購入。

列車に乗り込む。
何両あるか数えてはないが、
凄く長い。

コンパートメントで、
向かい合って3段ベッドが固定されている。
わしの席は1段目。
向かいの席は、
白人のオヤジ。

中国人女性と結婚して、
中国に住んでいるオーストラリア人で、
喫茶店を経営したり、
英語を教えたり、
物書きをしているらしい。

オージーと酒を飲んでいると、
いつの間にか夢の中。

夜行なので、
車窓からの風景が見られないのは残念だが
安いし寝心地も悪くない。
それにしても500kmぐらいなのに、
所要時間が9時間以上。
遅。。。。。


  


Posted by ひよこ at 19:12Comments(2)

2011年07月23日

雲南省旅行記その3

昆明3日目。

朝食は昨夜買ったカップラーメン。
なかなか旨い。
わしの見た限り、
明星スーパーカップぐらいはある、
大盛りのものしか売ってない。
そういえば食堂で出てくる料理の量も多い。

当てのない旅。
焦る必要はない。

昼前までホテルでゆっくりして、
フロントで一日の延泊を伝え、
駅に向かう。

今日は移動をどうするか情報を集めるつもりだ。

街中には旅行代理店が多いが、
聞きに入っても、
中国語を話さないわしは怪訝な顔をされるだけ。

それに看板やパンフレットに書かれているのは、
ツアーか飛行機の情報。
バスや鉄道の切符は、
駅やバスターミナルで買うしかないのだろう。

途中、バスターミナルがあったので、
寄ってみる。

寄って来たおばちゃんに、
筆談で色々と聞くが、
正確な情報は分からない。
時刻表を見るも、
行きたい地名は見当たらない。

駅に向けて歩く。

駅の近くまで歩いたところで、
おばちゃんが声を掛けてくる。

今までにない展開。
何か値段を言っている。
暇なので聞いていたら、
おばちゃんは、わしが承諾したと思ったらしく
付いて来いみたいなことを言っている。

人通りの多いところなので、
危険はないと判断し付いて行くことに。

昼間だしな~?何だろう?と思いながら路地を入って行く。
おばさんは、古くてぼろいアパートの敷地に入ろうとしているので、
ここで、呼び止める。

日本人であることを打ち明ける。
紙を渡して、何をするのか書いて、とお願いすると、
おはさんはそれを断り、
自分の手に何か書く。

やはり、どうもそれらしい。
30元というので安い。

これなら、
何もしなくても良いので、
というか、何もしたくないが、
どうなるかついて行ってみるのも面白いかも、と本気で悩んだが、
まあ、色々な危険を犯しても行くこともあるまいと判断して断る。

駅周辺には何人もそれらしき女性がいて、
通る度に声を掛けてくる。
わしが聞いた限り値段は30~100元。

興味のある人は試して、
真相を報告してください。

まん丸の穴が開いた船底みたいなオブジェが建物の上に載った立派な昆明駅は、
人であふれている。

中国各地と鉄道で結ばれているようだ。

麗江行きと大理行きの時刻表を見る。
いずれも、朝出発するのが1本で夜行が2,3本しかない。

ネットで移動方法を調べている時に、
本数が少ないと思っていたが、
実際にもそうらしい。

昆明から行きたいと思っているところが麗江。
昆明から北西方向に500kmぐらい。
それに、その途中にある大理。
土建屋なら誰でも知っている大理石は、
この地で産出することにちなんでいる。
取り合えずこの2都市は行くつもりで来た。

さて、どうするか。
ビールの飲みながら考えることにして、
駅を後にする。

100均みたいな店があったので、
腕時計を購入。
確か10元。
やはり旅先では時計はあった方が便利。

先ほどのアパート辺りまで戻り、
食堂でビールを注文。

《ここで、ビール事情》

啤酒と書く。
読み方は知らん。
「中国語は話せん」と「ビール頂戴」という中国語は、
覚えて行けば良かったと後悔した。

色々と銘柄がある。
大理啤酒という銘柄があるので、
各地方それぞれに色々な銘柄があるのだろう。

味も色も薄い。
アルコール度数も低そう。
しかも、瓶の容量もまちまちで、
500mlぐらいと小さめ。

何故か冷えてない場合が多く、
棚に飾ってあるビールをそのまま取って飲むことが多い。

食堂によっては売ってないので、
ビールを飲みたいなら、
壁にポスターが貼ってあるかどうか、
棚にビールが置いてあるかどうか、
を確かめてから入らなければならない。

値段は店によってまちまち。
え、何でこんなに高いの、
という店から、
「3本飲んだよ、ホントにその値段で良いの」、という店まである。
どうも、銘柄によっても値段が大分違う模様。

ビール瓶の値段は小売で3.5~7元ぐらい。

話を戻す。

朝早く起きることは気が進まない。
宿代の節約にもなるので、
夜行で行くことにする。

だったら先に麗江まで行く方が楽。

麗江は世界遺産になっている観光地。
日本人も多いはず。
ガイドブックを読ませてもらえるかもしれない。

漠然とそう決めて、
街を散策。

不思議なのが、
やたらと成人用品と書かれた店があること。
外から覗くと大人のおもちゃや精力剤などが売っている様子。

供給が多いということは、
需要があるということだろう。

また、自動麻雀卓を売る店も多い。
麻雀をしているところは、
彼方此方で見かけた。

点棒とかは見かけなかったので、
賭博的要素はあまりないのかもしれない。

夜のことはよく覚えていない。
ビールを飲みながらメシ食って、
ホテルの部屋で飲み直したのだろう。

一人旅はメシの時が困る。
  


Posted by ひよこ at 14:53Comments(0)

2011年07月23日

雲南省旅行記その2

あ゛~~~~
い゛~~~~
え゛~~~~
お゛~~~~
こう思っております。

ホントに酷いですね。

ホントに質問の内容が理解できてないのではないか、
と思うほど的外れな答え。
もし、これでうまく誤魔化していると思っているのなら、
国民も馬鹿にされたものだ。

まあ、こういう人格障害者は、
本気で国民を見下し、
自分は特別に優秀だと信じ、
常に都合の良いように脳内変換をして、
常に自己正当化しているから、
本人は本気で誰よりも仕事が出来ていると、
思っていることだろう。
批判が多いのは他人が悪い。
利権に群がる悪が暗躍している、
と思っているに違いない。

皆さんも本気で海外移住を考えた方が良いのでは。。。。

では、旅行記の続き。
昆明2日目

私が今回行ったのは雲南省。
中国は広いし民族も多い。
当然、文化も多様だろう。
私が見て感じたことは、
当然のことながら、
一端であることをお断りしておく。

初日に泊まった中級ホテルは、
高いだけあってロビーにネットが出来るパソコンが1台だけある。
それで、昆明で外人でも泊まれる安宿を探す。
3軒ほどメモしてチェックアウト。

街中には「祝中国共産党創立90周年」という赤い垂れ幕が目に付く。
テレビで式典が放映されていたので、
ちょうど今日がその日なのだろう。

近くの大きな公園に向かう途中で、
共産党展みたいな展示会が催されていたので見学。
首脳たちが公共事業などを指導している写真で、
正しい共産党のプロパガンダを見た感じがする。

その後、公園をプラプラ。
一人では面白くない。

学生街を通り過ぎ、
昆明では有名な仏教寺院の円通寺に到着。

お金を払い入場。
用を足しに入った厠で、
あの噂の中国伝統のトイレい出くわす。
そう、大の方にも扉がないというあれである。

壁に平行して大便を落とす幅20cmぐらいの溝があり、
壁に垂直に高さ1mほどの仕切りが、
150cmぐらいの間隔であるだけ。
一番奥にコーナーに
しゃがんでいるオヤジが。。。。

感動した!!

《ここで中国の厠事情》

トイレは中国語表記で厠。

街中には公共厠があり、
有料のことが多い。

新しい公共厠は、
日本とほぼ同じ。
大の方にも扉があり、
何割かは洋式便器が設置されている。

しかし、鍵を掛けない中国人は未だに多く、
何度、しゃがんでいるオヤジと目があったことか。

まあ、誰もがする自然現象。
子供を見れば分かるように、
見られて恥ずかしいという気持ちは後天的なものだろう。

でもさすがにわしは、、、、
と思っていたが、
中国最終日のこと。
突然、昆明の街中で便意が。

厠を探して歩き廻り、やっと見つけた公共厠に飛び込む。
そこにはしゃがんだオヤジたちが数人。
わしは我慢の限界。
一度、気が緩むともう我慢ができない。
わしも並んでブリブリ。
まあ、皆もくもくと自分の行為に励んでいるので、
やってしまえば何てことはない。

わしが見たのは勿論男性厠だけ。
女性厠はどうなのだろう。
世間話をしながら用を足しているのだろうか。

話を戻す。

円通寺は結構な賑わいで、
老若男女を問わず熱心に祈っている。
何か意外な感じがする。

中国は共産主義。
宗教の状況が良く分からない。

西遊記は中国の話だし、
日本の仏教は中国から伝わったのだから、
仏教が伝播し広まったことは確かだろう。

しかし、文化大革命のとき弾圧を受けただろうし、
儒教思想との関係はどうなのだろう。

昆明はチベットにも近いので、
チベット仏教とも関係あるのか。。。。
などと考えながら参拝する。

寺の隣は動物園。
中国の動物と言えばパンダ。
パンダを見るのも悪くないと思い入園するも、
動物たちはしょぼいしょぼい。
パンダなんかいる気配もない。

広場に机が並べられ、
じいちゃんやおばさんたちが麻雀をしている。
さすが麻雀の本場。
牌が日本のより大きい。

7,8人でいっぱいになる東屋で雨宿りをしていると、
隣のじいちゃんが弦楽器を取り出し、
おばはんが立ち上がったと思うと、
腕を前で組み。
甲高い声で歌いだす。
お世辞にも上手ではないが、
何か中国らしくて良い。

昆明動物園はお年寄りの、
憩いの場になっているようだ。

その後は昆明駅の近くにあるホテルに向けて歩く。

街中には銀行が多い、
建物も立派。
中国経済は好調で、
投資バブルだと聞くが、
銀行の数を見ると、
そうなのかもしれないと思う。

途中、カードで現金の引き出しを試みる。

ネットで調べると可能だ、とあったが、
実際にわしのカードで下ろせるかどうかは分からない。
もし、駄目な場合を考えてバーツを持って来ているが、
余裕はない。
それにバーツの両替は、
どこの銀行でも出来るかどうか分からない。

わしのカードはシティバンクの国際キャッシュカード。
クレジットカードは付いていない。
恐る恐るカードを入れる。
すると難なく引き出せる。
一安心。

ネットで探したホテルにチェックイン。
ネットではバックバッカーの宿とあったが、
普通のホテル。
シャワー、トイレは共同で80元。
部屋にはテレビもあり広さは十分。

このホテルにした理由は、
温泉付きとの情報があったから。

早速、行ってみる。

隣接した建物に入っていて、
汚い銭湯みたいな感じ。
温泉と言っても日本の温泉と同義かどうかは不明。

宿泊客はカギを見せると無料になる。

中に入るとベッドが並んだ休憩室があり、
ロッカーに脱いだ服を入れ、
お風呂へ。

シャワーを浴びて入浴。
湯量はたっぷり。
旅の疲れが癒される。

風呂から上がった人がベッドで横になっているが、
隠そうとしていない。
按摩を受けている人も、
もろだし。

わしは椅子に座り、
汗の引くのを待つが、
当然隠す。

さっぱりして、夜の散策。

ビールをゆっくりと飲むのに適した店を探すも見つからず、
今日も食堂でメシを食いながらビールを飲む。

一人でも気楽に入れる、
バーみたいな店はないのだろうか。

中国の夜は寂しい。  


Posted by ひよこ at 01:53Comments(0)

2011年07月18日

雲南省旅行記その1

長文です。旅日記なので悪しからず。

パスポートとお金、カードを財布に入れ、
文庫本数冊と衣類3日分ぐらいをカバンに放り込み、
ガイドブックも持たず、
詳しい計画も立てず
ぶらっと海外に旅立つ。
こんな旅に憧れていた。

今回の昆明行きは、
正にそんな旅。

私ぐらい旅の達人になると、
そんなことは朝飯前。

という訳でなく、
当地コンケンでは中国の日本語ガイドブックは手に入らないので、
バンコクの古本屋で買うかなと思っていた。
しかし、バンコクでは終始酔っ払い。
ネットで探した大雑把な地図ぐらいは印刷していたので、
まあ、ええか~、と思い、
結局、買いに行かず。
更に、酔い潰れてバス停で寝ていて、
目覚めるとデジカメが無いという失態まで犯してしまった。。。。。
馬鹿だーー;

バンコクの空港免税店でデジカメを見ると一番安いので2000Bちょっと。
中国製が多いと思われるデジカメ。
中国の方が安いと思い、
購入することなく
タイ国際航空の飛行機に乗り込む。

今回購入した航空券は、
6/30 バンコク→昆明 7/13 昆明→バンコク 
航空券 7,295B BKK空港税 700B KMG空港税 435B 燃油チャージ等 3,050B 合計 11,480B
燃油チャージ代が高いな~。

約2時間のフライトで14時過ぎに昆明に到着。

経済成長著しい中国。
世界の工場として、
物を作り世界に輸出しているので、
沿岸部の都市は発展しているのだろうが、
昆明は内陸部。
どんな都市だろう。

空港ロビーへ出ると、
一人のオヤジが寄ってくる。
観光客を相手に商売をしている人たちだ。
だいたいの国際空港にはいる。

この手のオヤジは、
普通、怪しい英語、もしくは日本語で話し掛けてくる。
しかし、このオヤジ英語が全く喋れない。
バスという英単語も分かってない様子。

5000Bを両替し、
オヤジを振り切り、
バス乗り場へ。

行き先が書いてある。
日本人は漢字がある程度分かるので便利だ。
中国の漢字と日本の漢字は全く同じではないが、
何となく理解できる。

バス会社のねーちゃん達に、
身振り手振りで、
「このバスどこまで行くの?」と聞く。
何となく市内に行くことは分かったので、
切符を買ってバスに乗り込む。

しかし、このねーちゃん達も英語を全く喋らない。
数字も中国語で言う。
????
国際空港なのに。

車窓から眺める昆明は大都会。
高層建築が並ぶ。

鉄道駅を経由して、
バスは街の大通りに止まる。
どうやら到着したようだ。

運ちゃんは親切にも何かを色々と説明してくれる。
しかし、全て中国語。
分からんと首を振っても中国語。

どうせ、英語で喋られてもよく分からないので、
まあ、えっか、と思い、
街を歩き出す。

わしは旅に出て、
初めての街に着くと、
取り合えず歩く。
当てもなく歩く。
ひたすら歩く。

街の標識も漢字なので、
大体の位置は分かる。

交差点では、
どちらへ向かえば面白そうか、
きょろきょろしながら、
行き当たりばったりで歩く。

疲れたら店に入りビール。
と行きたいところだが、
そう簡単ではない。

日本人のわしは見た目は中国人と同じ。

店に入り「ニーハオ」と言うと、
向こうは中国人だと思っているから、
中国語で喋りかけてくる。
分からないと首を振る。
でも中国語で喋りかけてくる。
仕方ないから、
紙に「我是日本人。不可中国語」と書いて見せる。
そうか、そうか、という顔をして、
中国語で喋りかけてくる。

ビールを注文するのも一苦労。

食堂に入り、
壁に貼られたメニューを指さし注文。
担担麺を食べる。
日本人には麺が茹で過ぎと思われるが、
花椒(かしょう)がきいていて旨い。
大盛りで6元(100円弱)はうれしい。

繁華街にたどり着く。
凄い人だかりで賑わっている。
カルフールがあったので、
入店して物価のチェック。

日本よりは安いが、
タイよりは少し高いかな。

デジカメのコーナーへ。
げっ!!タイより大分高い。
デジカメは日本が安い。

どうせ一人旅。
子供と一緒ならカメラは欲しいところだが、
オヤジ一人では、持っていても邪魔なだけ。
そう思い購入せず。

夕方になり、
宿探し。
全く情報がない。

餃子屋で水餃子を食ったとき、
おばちゃんに指差してもらった方向に行くと、
ホテルらしき建物を発見。
ここでも中国語のみ。
「我是日本人。不可中国語」と見せると、
手を振られる。
ホテルではない???

外に出て外観を見るが、
どう見てもホテル。
何故に????

次を探す。
HOTELと書かれている高そうなところはパス。
庶民的な宿に入る。
単間80元 夫婦間120元などと看板に書いてあるので、
宿に違いない。
中国語で何か色々と説明してくれる。
身分証明書を出せろ、みたいなことを言っているので、
泊まれそうだと思いパスポートを出すと、
驚いた様子で駄目と言う。

中国では外人が泊まることが出来ないホテルがあることは知っていた。
でも、こんな都会にあるホテルでは、
ほとんどが大丈夫だろうと勝手に思っていた。
駄目なのは小さな汚い宿ぐらいだろうと。
しかし、そうではないようだ。

5,6軒断られて、
ここなら大丈夫だろうと、
多少の出費を覚悟して入ったホテルでも、
おもむろに見せられた紙には、
中国語と英語で、
外人は駄目みたいなことが。。。。。
どうしよう。

中国はあんなに国土の大きい国なのに、
基本的に時差がないらしい。
昆明は当地コンケンと経度はあまり変わらない。
しかし、タイと中国とでは時差+1時間。

つまり、まだまだ明るいが時間は18時ごろ。
さすがに焦る。

辺りを見回し、
目星をつけた壁が黄色い派手なホテルへ。
「日本人だけど泊まれる」と片言の英語で聞くと、
「日本語は喋れない」と英語で答えてくる。

シングルが満室ということで、
ダブルの値段が229元。
概算で100元ぐらいを考えていたので、
大分予算オーバーになるが、
弱気になっているわしは、
ここに泊まることに。。。。。

一息付き。
夜の街に。
楽しく酒が飲めそうな店を探す。
わしは場末のこぢんまりした少し怪しい店が好きだ。
少し太めのねーちゃんが居ればもっと良い。
しかし、面白そうな店は見つからない。

どこでも良いからビール、ビールと、
ビール瓶が並んでいる店で、
ビール瓶を指差す。

何で喋らないんだみたいな顔をされる。
日本人と分かると、
色々親切にしてくれる。
でも、全て中国語で話しかけてくる。
 
隣のテーブルで飯を食っている店のおばちゃんたちは、
わしのことを噂しているようだ。
目が合うと笑っている。
ビールをもう一本頼む。

昼間から感じていたことだが、
どうも外国人観光客に慣れていないようだ。
それだけ外人が少ないということなのだろうか。

タイには、客は外人しかいないという店がごまんとある。
外国人観光客に群がるタイ人がごまんといる。
タイほどではないにしろ、
わしの行ったことのある東南アジアの街では、
外国人観光客を当てにしている人が多い。
しかし、ここ昆明ではそれがない。

それにしても情報不足。
どうやって麗江に行こうか。
安い宿はあるのだろうか。
指差して使える中国語会話の本がほしい。
やっぱりガイドブックは必要だ。。。。

この先、この旅はどうなったか。
2日目以降は次回。  


Posted by ひよこ at 21:00Comments(0)

2011年07月18日

コンケン領事出張サービス2011年

2010年度在外公館海外邦人援護数が、日本の外務省から公表された。
この邦人援護数統計の範囲は殺人や盗難の事件物から、パスポートなどの紛失、困窮者対応など多岐の範囲に渡る。
これによると今まで3位の位置だった在フィリピン日本大使館(写真)が、17年間もトップだった在タイ日本大使館はと2位の在上海総領事館を抜いてトップに立った。
昨年の在外公館での総援護数は17,515件、前年から3%増となっているが、フィリピンは46%も急増する1,354件、全体の8%というありさまで、これが嬉しくないトップへの躍進となった。
(Inside news より)

イチローの11年連続200本安打が危ぶまれているが、
在タイ日本大使館のトップは17年で途絶え3位に転落したそうだ。
2009年の1,193件から2010年の1,091件(8.5%減)に減ったのは、
恐らくデモの影響で観光客が減ったのが主な理由だろう。

それでも一日平均3人ぐらいの邦人が大使館に助けを求めていることになる。
ちょっとした詐欺や盗難では、
わざわざ大使館まで行く人は少ないだろうから、
この3人は結構困っている人だろう。
大使館も大変やね。

それにしても、
邦人援護数に困窮者対応が含まれているが、
どんな困窮なのだろう。

かあちゃんに騙され、
家から放り出された場合、
助けを求めたら、
どんな対応をしてくれるのだろう。。。。。

今年もコンケンで領事出張サービスがあるそうです。

聞きにいくかーー;

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【コンケン出張サービスの御案内】
今般、以下の通り領事出張サービスを実施いたします。
●実施日・時 間・会 場
2011年8月18日(木)15:00~18:00 CHAROENTHANI KHONKAEN HOTEL 3階 (Room : Business Center 3)
〃 8月19日(金)09:00~12:00 〃
●実施会場
実施会場:CHAROENTHANI KHONKAEN HOTEL 3階 (Room : Business Center 3)
住  所:260 Srichan Road, Tambol Naimuang, Amphur Muang, Khonkaen. 40000
電  話:0-4322-0400-14

●サービス内容
 在外選挙登録、パスポートの新規・切替申請、証明書の申請、在留届の提出、戸籍・国籍関係の届出
 *各種申請の必要書類に関しては事前にお問合わせ願います。
●パスポート・証明書の交付について
 当日の領事出張サービスでは、8月15日(月)までに領事部窓口にて受理致しましたパスポート(新規・切替)及び8月17日(水)までに受理致しましたパスポート(記載事項変更)、証明書を会場にて交付いたします。
 ご希望の方は申請時又は8月17日(水)までにお知らせ下さい。
 なお、パスポートの新規・切替手続きをされた方は、受領の際、申請者ご本人が受け取りにお越しいただく必要がありますのでご留意下さい。
 手数料は受領時にお支払い下さい。
 但し、おつりの用意がありませんので、お支払いの際はおつりの必要がない様ご協力をお願いいたします。
●お問い合わせ先
○当館領事部在外選挙班/旅券・証明班/戸籍・国籍班
担当:杉田 ・ 矢野
電話:(直)0-2207-8501, 0-2696-3001
(代)0-2207-8500, 0-2696-3000
FAX:0-2207-8511
E-mail:ryouji-soumu@bg.mofa.go.jp
  


Posted by ひよこ at 16:04Comments(0)情報

2011年07月17日

雲南省

職業は「永遠の旅人」
履歴書の趣味欄には「一人旅」
と自称しているのに、
どこか後ろめたい気持ちがあった。
それは、まだ中国とインドに行ったことがないから。

まあ、まだ行ったことのない国はごまんとあるが、
中国とインドは一度は行きたい国の一つである。


このところ色々とあり、
気分転換にどこかへ行きたいと思いつき、
先月、ラオスに行った際、
インド大使館でビザ申請を行った。
しかーーーし、ビザ発給に1週間かかると言われ断念。
タイのインド大使館でも同様に1週間かかる。
(たんにビエンチャンやバンコクに一週間以上滞在するのが面倒だから)

そこで、ネットでどこ行きの航空券が安いか検索。
やはり、タイから近いマレーシア、カンボジア、ベトナムが安いが、
それらの国は行ったことがある。
まだ未踏の地の方が面白そう。

そこで、目に付いたのが中国。
バンコクからだと色々な都市に飛んでいる。
やはり近いところが安い。

それぞれの都市のことを調べ、
航空券の値段を勘案し、
決めたのが昆明。

比較的近いところに麗江古城と大理古城がある。
麗江古城へは行ってみたいと、
以前から漠然と思っていたところだ。

中国に行ったことがないと書いたが、
正確には上海に数時間滞在したことがある。

7年前、日本に帰省する際に、
復路、ストップオーバーで上海に寄るつもりで、
かあちゃんの中国ビザを取得して(日本人は15日まで必要ない)
上海経由日本行きの飛行機に乗り込んだ。

上海空港で乗り継ぎする際に、
空港内での乗り継ぎは出来ないから、
一旦出国しなさいと言われ、
出国した折にかあちゃんのビザは使用済みに。
その場で文句を言ったが駄目。

帰路に上海空港で入国拒否。
次の飛行機の出発時間まで滞在許可がおり、
数時間だけ滞在したが、
この中国人の対応に呆れたものだ。

また、中国と言えば、
一党独裁、
文化大革命、
天安門事件、
尖閣諸島、台湾、ベトナム、インドなど周辺諸国との領海、領土問題、
チベット、新疆ウイグル地区などの民族問題、
などなど、負のイメージが強い。

さあ、そんな中国でどんな目に合ったか。
中国娘との出会いはあったのか。
帰ってきた今、中国はどんなイメージに変わったか。

次回から書いて行きたいと思います。多分。気が向いたら。。。。。  
タグ :中国


Posted by ひよこ at 15:35Comments(0)