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Posted by namjai at

2015年10月09日

ラグビーワールドカップサモア戦

サモアに完勝。

先週の土曜日は、バービアでビールを片手に、
ラグビーワールドカップサモア戦を応援した。
この店のオーナーはオージー。
その為かどうかは知らんが、
タイでは余り人気のないラグビーの試合を放映していることが多いだ。

バービアでは、
入れ替わりしながら、
数人の白人が飲んでいて、
ラグビーの話題になっている様だが、
盛り上りは今一つ。

得点するたびに手を叩くのはわし一人で、
しかたなく、ねーちゃんに拍手を強制するも、
全く興味はなさそう。
途中でどっかに行ってしまった。

それにしても、日本ラグビーがこんなにも強くなっているとは。。。。

思い起こせば、
助っ人ラトゥの活躍で旋風を起こしていた大東文化大学との試合を、
学生時代に応援に行った記憶がある。
結果は大敗。

今でこそ、外国人を入れ、
強豪チームになっているスポーツチームは珍しくないが
当時は、まだ少なかったのではないだろうか。(プロ野球以外では)

今回のワールドカップの日本代表にも、
多くの外人がいる。

マラソンでカンボジア代表を狙う猫ひろしみたいに、
自国では代表になれない選手が、
ワールドカップに出場したいという気持ちと、
日本人だけだと、
とても強豪に対抗できないチーム事情の、
両方の思惑が一致して、
こんなチーム構成になっているのではないかと、
何か釈然としない気持ちがあったが、
テレビ観戦した限り、
そんな、浅ましい考えは払拭された。

皆、桜のエンブレムを胸に、
日の丸を背負い、
決して外人頼りではなく、
一丸となって勇猛果敢に攻める姿は、
清清しい。

体格に勝るサモア人相手に、
スクラムで優位に立ち、
突進してくるサモア人を、
タックルで止め、
「浣腸したろか~」と、
ゴールキックを決める。

今まで大きく負け越しているサモア相手に、
危なげなく勝利。

ところで、
日本の大学ラグビーは、
関西・関東勢と、その他の地域との実力差は大きく、
わが母校は大学選手権で全敗。
地域代表の全ての試合でも、
今までに一勝しかしていない。
それは、日本と世界上位8チームの実力差と似ているかもしれない。

わしの目が黒い内に、
我が母校が大学選手権で勝利することは期待薄だが、
日本代表は違った。

今大会で、
ワールドカップの優勝経験もある南アに歴史的大金星、
サモアにも勝ち、
これでワールドカップ3勝目。
前大会まで1勝21敗2分1度だったのに、
今大会だけで既に2勝(1敗)。
もしアメリカにも勝てば3勝。

南アはアメリカに圧勝し決勝進出を決め、
スコットランドがサモアに、
負ける(或いはボーナスポイントが付かない引き分け)可能性は低いので、
日本の決勝進出は難しいかもしれないが、
日本で開催される次回は期待が膨らむ。
是非とも、ザハのコンペ案で建設された新国立競技場で、
躍動する赤白ユニホームを見たかったが、
それが叶わないのが残念だ。

わしの方は、
ねーちゃんの奢って攻撃に押されて、
2杯の失点。
わしはラグビー観戦に夢中で、
攻撃を忘れ無得点か。

隣の席では、
おっさん一人に、
4人ぐらいのねーちゃんがモールを組んで猛攻撃。
1000Bぐらい失点しているに違いない。
もっとも、おっさんが大量得点をしていて、
勝利しているかもしれないが。
  


Posted by ひよこ at 10:40Comments(6)遠きにありて思ふもの

2012年08月29日

企業戦士

サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ♪
あまりにも有名な植木等の歌詞。

確かに、わしみたいな現地採用で、
経営や出世などに関係ない身にはそうかもしれない。

今わしは日系企業で働いている。
何故か日本人は仕事が終わっても群れたがる。
だらだらと付き合いが続く。

懐かしい。
多くの日系企業がそうだろうと思う。
タイの会社では、
ほとんど見られない(と思う)

この会社の上司は単身赴任が多いので、
尚更、そのまま帰宅しない。
わしも飲むのは嫌いでない。
誘われるとホイホイと付いて行くが、
困るのは懐具合。

バンコクには日本料店がびっくりする程多いし値段も高い。
今まで誰がこんなところで飲み食いするのだろう?
と不思議に思っていた。
普通のタイ人がこんな店で食事をするとは思えない。
こんなに店が一杯あって、
良くやって行けるな~?
と暖簾の隙間から店内を覗いていた。

タイに無理やり赴任させられ、
偏見から未知の食べ物をはなから毛嫌いし、
後進国を見下し、
日本を恋し、
悪態を付きながら、
それでいて会社から離れられない、
一人では現地の店に入ることも出来ない、
保守的な駐在員が、
寂しく焼酎でも飲みながら、
鯖味噌定でも食っているのだろう、
そして、店は、
そんなオヤジ達を相手に、
細々と営業し、
嘸かしボっているんだろう、
と勝手に思っていた。

わしはタイに来てからこんな店で飲むことまずなかった。
日本食が恋しくない訳ではなかったが、
タイに来てまで、
日本料理屋に入る気にはなれなかった。

もし、近くに「HYOKO」があっても、
行くことは無かっただろう。

それが、この会社のオヤジ達が行くのはこんな店ばかり。
そして、ビックリする事に店内は多くの日本人で繁盛している。
タイに来てまで日本のサラリーマン達は、
日本を引きずって、
イカ納豆で口周りをベトベトさせ、
会社や部下の愚痴をだらだら駄弁り、
タイのお茶は甘いなどと、
どうでも良い事で文句を言い合っている。

悲しい性だ。
習性はどこに住んでいても、
直ぐには変わらないのだろう。
特に体はタイに居ても、
心は日本を向いている人たちは。。。

わしの給料は駐在員に比べると当然少ない。
こんな店で飲む身分ではない。
まあ、上司はわしの給料を知っているので、
「出さなくてイイよ」と言ってくれるが、
わしも出す素振りをするぐらいの気遣いをしなければ、
日系企業ではやっていけない。
そして、勢いで出した以上、
引き込めることはできない。

しかし、誘われると断れないのは、
わしも正しい日本人サラリーマンなのだろう。

今は会社から歩いて帰れるところにアパートを借りているので、
公共交通機関を使うことはないが、
前は郊外に住んでいたので、
繁華街で飲むと、
バスに乗ることが多かった。

日本の都市で働くサラリーマンは、
全員、120%、降りる駅を乗り過ごしたことがあるだろう。
わしも名古屋で働いているとき、
何度、多治見まで行ったことか。

最終電車に乗り遅れないように、
吐く思いをして、
時には本当に吐いて、
走って走って乗ったのに・・・

乗車してからも、
もう少し、もう少し、
ここで眠ったら危ないと、
眠気を我慢していたのに・・・

気が付いたら車窓から民家の明かりが見えない。アチャー。やってもた。
そうなると多治見まで行くしかない。
途中で降りてもタクシーが捕まらない。
多治見からタクシーに乗ると、
名古屋からタクシーに乗るより高くなる。

馬鹿だ!!

それなら最初からタクで帰っておけばよかった。
そんな、アホ飲兵衛は日本には多い。
夜の付き合いが多いのだろう。
夜の車内はそんな酔っ払いだらけだ。

しかし、ここタイでは、
車内で酔っ払いを見ることはない。
タイのバスで、
泥酔して乗り過ごすのはわしぐらいのものだろう。
(3回ほど乗り過ごした。タクで引き返したこともあるが、タクが安いのは有難い)

こんな正統なサラリーマンのわしだから、
今の会社は、
前の会社に比べ断然居心地が良い。
前の会社は、
何を考えているのかさっぱり理解できなかった。

今の会社は仕組みがある程度分かる。
誰がどこを向いて、
何を考えているのか、
何となく分かる。
良い面も悪い面も、
許容出来る。

そして、社風なのだろうか、
紳士が多く人柄が良い。

今度はクビにならないよう、
長くここでお世話になりたいと切に願う。
その為には会社に必要な人材だと思ってもらわなければならない。
自覚はないが、
タイ人化しているに違いないわしに、
それが可能だろうか・・・
まあ、日系企業はそんなに簡単にはクビにはしないだろう。

それには、やはり夜の付き合いが大切かもしれない。と、くりゃ!!

という訳で、
今はサラリーマンをしているが、
ブログに書く様な面白いことが余り起きない。
あっても誰が見ているか分からないここで、
変なことは書けない。

どうするものかと思っていたら、
わしにはとっておきのネタがあった。
今まで封印していたが、
もう、それを解き放しても良いだろう。

そのネタとは、自己愛の世界。
タイトルは「しつこい」
こうご期待。

と言ってものんびり更新することになると思うが。。。。







  


Posted by ひよこ at 23:51Comments(5)遠きにありて思ふもの

2011年12月31日

2011年

2011年も幕を閉じようとしている。

2011年。
激動の年であった。
大震災に原発事故。
タイでは大洪水。

チュニジア、エジプト、リビアの革命。
ギリシャ問題を抱えるEU。

ビン・ラディン、ガタフィーが殺され、
金正日が死去した。

わし個人も、
色々とあった年だった。
怒り、悲しみ、苦しみ。

2011年も今日で終わる。
今日と明日とで、
物理的には何か特別に変わる訳ではないが、
気持ち的には一区切り。
心機一転。
気持ちを切り替えたい。

2011年は資本主義の限界が明らかになって来たような気もするが、
一方、社会主義は金の死で、
更に終焉へ向かうだろう。

2012年。
辰のように、
飛翔の年になることを祈りたいが、
現実には難しそう。

学者や識者は日銀や役人、そして政治家を批判するが、
実際に実行する方は、
それなりのリスクや現実があるから、
責任を回避する傾向になるのは仕方ない。

政治家にリーダーシップを期待したいが、
今でも、あの小泉元総理の構造改革に批判する人が多いのを見ても、
民主主義とはいささかもどかしい。

「痛みを伴う構造改革」と言って国民の支持を得たのに、
痛みを感じた人からは文句が出る。
まあ、それも仕方ないか。

人口構成、環境が全く違うので、
社会保障を維持できないのは明らか。

経済が疲弊しているし、
日本は成熟期に入っているので、
新しい成長産業はあまり期待できない。

政治家は国民の鏡と言うが、
政治家を見ていると、
憲法や法律、制度だけでなく、
やはり、国民の意識にも、
問題があるのだろう。

問題を山積したまま年を越す。

山本夏彦氏は「正義は国を滅ぼす」と言ったらしいが、
わしもそう思う。

世の中は様々な事象が複雑に絡み合って成り立っている。
そこに単純な正義感で物事を判断することに無理がある。

先送り。
時間薬。
日本人が培ってきた知恵かもしれんな~。

国は待ったなしの状態かもしれんが、
(この十数年はずっと、待ったなし、これが最後、みたいな状態が続いているような気もするがーー)
わしは取り合えず、
焦らずのんびりと。。。。
2012年もなるようにしかならん。

では、皆様よい年をお迎えください。  


Posted by ひよこ at 15:52Comments(2)遠きにありて思ふもの

2011年12月23日

社会主義とは。。。。

朝鮮民主主義人民共和国。

北朝鮮の正式名称。
民主主義なのね。
ふーーーん。

瑞穂ちゃんは護憲で反武装。
人権を尊重し、
他国のいちゃもんにも真摯に対応し、
日本の悪行を詫び、
問題は話し合いで穏便に解決。
国家観も希薄。

みたいな考えだと思うが、
瑞穂ちゃんの党は、
歴史的にみても朝鮮労働党に近い。

しかし、北朝鮮の実態は、
軍事大国。
独裁。
弾圧。
人権侵害。
瀬戸際外交。
金親子はデブで民衆はガリガリ。

共産主義の、
中国も旧ソ連も軍事大国。

ソ連にしても、
中国にしても、
共産革命で多くの血を流した。

日本でも昔、左派のテロやデモで、
様々なきな臭い事件が起きている。

だいたい、マルクス自身が暴力革命の方針を明確にしていたらしい。

瑞穂ちゃんの主張と正反対。

それでも何故、
瑞穂ちゃんは社会主義革命を標榜するのだろう???

自分たちが為政すれば、
健全な社会主義国家ができるとでも思っているのか???
それとも、政権など取れるとは思っていないので、
独善的な理想論を言っているだけなのか。

まあ、社会主義とか共産主義とか左とか言うけれと、
思想はそんなに単純なものではないんでしょうね。

わしは多様性が種の保存にとって最も大切だと思うので、
瑞穂ちゃんみたいな考え方の人がいなくてはならないと思っている。

しか~し、どうも日本の現政権与党に、
その分子がいるのが厄介だ。
事務局は社会党の残滓が多いとも聞く。

こいつらに共通するのは、
どうも、詭弁が多い。
理想と現実の差を埋めるためなのだろう。


わしは、
よど号ハイジャック当時の記憶は全くない。
浅間山山荘事件のことは、
テレビで見た微かな記憶がある程度。

60年安保も70年安保も、
全共闘もよく知らない。
北朝鮮が「地上の楽園」と呼ばれていたことも知らない。

物事が分かり始めたときには、
北朝鮮もソ連も仮想敵国だった。
小学生の時、
UFOに乗った宇宙人が現れ連れ去られるのではと、
布団の中で怯えていたのと同じぐらい、
東側諸国との戦争が怖かった。

なので、
学生運動が盛んだったころの肌感が掴めない。
よく理解できない。
わしはインテリではないので、
マルクスもレーニンも読んでいない。
読んでも理解できないだろう。

学生運動に参加した人が、
みな左傾していたわけではないようだが、
その頃の学生の一部が、
今は政治の実力者。

タイのことを、日本の常識で判断して、
文句を言ってしまうのと同じように、
一度刷り込まれた左傾した思想は、
政権を握った今でも、
脳にしっかりと刻み込まれているに違いない。

それらの先生方は今の北朝鮮を見てどう思っているのだろう。

後継者、金 正恩は、
どんな思想の持ち主なのか。
やはり主体思想に洗脳されているのだろうか。
金一族の壮大な権力を、
維持することが使命だと思っているのだろうか。

まだ若いのだから、
世界の情勢を見極め、
柔軟性のある対応を期待したい。

それにしても、権力には人を狂わす何かがあるのでしょうねえ。
権力に大して興味がないわしは、
金日成、金正日、馬菅、小沢の異常な権力欲に、
恐ろしさを感じる。

北朝鮮では壮絶な権力争いが始まっていると思われるが、
もし、その権力を維持できなくなった時、
「窮鼠猫を噛む」
馬鹿なことをしなければ良いが。。。。  


Posted by ひよこ at 00:49Comments(0)遠きにありて思ふもの

2011年12月21日

金体制崩壊

バンコク⇔平壌

週一便、高麗航空が運行しているらしい。
タイと北朝鮮は国交があることは知っていたが、
直行便もあったんですね。

値段が知りたいと思い、
今、少し調べたが出てこない。

一般的な日本人では、
恐らく自由旅行は無理だろう。
添乗員という監視官が付いてなら、
旅行は可能のようだが。。。。

悪名高き北朝鮮。
どんな所なのか一度は行ってみたい気がする。

あんな国のことだから
どこまで本当のことか分からないが、
少し調べると、
信じられないことがあるわあるわ。

1995年以降で餓死者が何と数百万人。

今では優遇されているはずの軍人にも、
餓死者が出ているという話も。。。。

軍隊は100万人を超え、
世界で5番目に大きい。

選挙では、
公認候補しか立候補できず、
選挙区に立候補者1名。
その人に反対票を投じると、
重い尋問を受ける。
なので投票率99.9%、賛成100%

ネットもラジオもテレビも厳しく規制され、
報道、言論、信仰の自由もない。

金親子は偉大だと、
いくら洗脳していても、
こんな状態で本当に統治出来ていたのだろうか。

命の危険を冒して脱北する人が絶えないところを見ると、
やはり内情は無茶苦茶なのだろう。
金正日が死んで一番喜んでいるのは、
北朝鮮の一般庶民ではなかろうか。

後継者とされる金正恩は、
スイスに留学経験があり、
母親は11歳まで大阪に住んでいた在日朝鮮人という話。

西側諸国の状況についても、
良く知っていると思われる。

この20歳台の若造に指導力を発揮できるとは思えないが、
北朝鮮の状態がいかに異常であるかぐらいは、
分かっているだろう。

長く今の体制を保つことが出来ないのは、
分かりきっている。
ならば今が最大のチャンス。

陰謀論が好きな人なら、
金正日の死は、
小浜に依頼されたデューク東郷の仕業だと思っているだろう。

CIAが送り込んだエージェントが、
軍部や労働党に潜り込み、
クーデターを誘発。

混乱している隙に、
国民が立ち上がり、
反体制で抗議。

何かの名目を付け、
韓国軍が38度線を越え、
平壌を制圧。
金体制崩壊。
南北統一。

一件落着。
パチパチパチ・・・・・・

でもないわな~。あの北朝鮮を抱えたら韓国はもたん。
韓国と接することになる中国の反発も大変なものやろね。

拉致された方々。
分断されている家族。
そして、飢餓に苦しむ庶民。
独裁者の犠牲は余りにも大きい。
やはり、どげんかせんとあかん。

我々日本人は隣国で起きている、
状況をもっと知るべきだろう。

そして、日本はアメリカに任せるだけでなく、
主体的に関与する必要があるのではなかろうか。

現政権が、もしアホウ内閣だったら、
内閣機密費でデューク東郷に依頼していただろうにな~。。。。
  


Posted by ひよこ at 02:01Comments(0)遠きにありて思ふもの

2011年12月19日

金正日死去。

年の暮れに、
またまたびっくりするニュースが。。。。
今年は、色々起こりますね。

後任には、
三男坊の正恩になるとか。
まだ28歳。

世襲が3代も続くとは、
やはり異常。

北朝鮮は粛清政治を引き、
経済はガタガタ。
飢饉になれば餓死者多数。
世界から孤立している。

金日成とは違い、
金正日に対しては、
長年の恨みで、
裏では不満分子が多いのではないだろうか。

そんな中、
若造が最高権力者。
権力には、
闘争が付き物。
何か起こらなければ良いが。。。。

もしもの時、
今の日本政府では心許ない。

自国民を救助する目的でも、
北朝鮮にはおろか、
韓国にも自衛隊を派遣することが出来ないのでは無いだろうか。
偉そうに言っていても、
イザとなったら米兵におんぶに抱っこだと、
情けない。

北国の春。

国民が立ち上がり、
独裁体制を倒し、
民主化を果たす良い機会だと思うが、
そんな力もないのだろうか。。。

無口な親父と兄貴がふたり、
たまには酒でも飲んで、
一揆の話をしているだろか~~

あの故郷に自由に帰りたい人は多い。  


Posted by ひよこ at 22:21Comments(0)遠きにありて思ふもの

2011年12月19日

情報

【冷温停止状態】

原発事故が節目を迎えたと、
どじょう総理が宣言したようですね。

まずは一安心して良いのかな。
恐らく、最悪の事態は無くなったのだろう。
今回の事故が最悪の事態のような気もするが。。。。

今回の発表に対し、
批判が多いようでんな。

まあ、誰も政府を信用できないのも仕方ないし、
マスコミは権力を監視することが、
役割の一つだろうから、
厳しい目で批評するのも、
当り前だろう。

しかし、
格納容器の中が確認できないから、
メルトダウンしていたことの発表が遅れると、
批判され、
冷温停止したと発表すれば、
中を確認できない状況で、
何故そんなことが言えるのかと、
批判される。

大変でんな。

わしは、
政府は確かなことしか発表できないという理屈も、
仕方ないと思う。

責任のないマスコミやコメンテーターとは違う。
実務を取り仕切る政治家や官僚が、
無責任な観測論を言うことは、
やはり、避けるべきだ。

細野豪志大臣が、
「テレビで水素爆発の映像を見るまで、
何が起こっているか把握できなかった」
とテレビで答えていたが、
恐らく、官邸に入る情報も錯乱し、
状況把握もできない状態だったのだろう。

映画みたいに、
正確な情報が次々と入り、
リーダーがテキパキと指示する、
そんな状況とは程遠かったのではないだろうか。

世界の危機に立ち向かっているアメリカとは違い、
危機管理能力が衰退しているのは、
日本国全体の問題だ。


様々な意見や、
様々な立場がある。
それに、意思決定が困難な制度がある。

そして、その時に、
危機意識も指導、統率する力量もない無能なリーダーを、
戴いていたのも、
我が国の不幸である。

パニックになった馬菅がうろたえている姿が目に浮かぶ。


パニックを恐れて、
情報をコントロールするということも、
選択肢の一つだとも思う。

あの時、実際にスピーディーの予測を発表していたら、
どうだったのだろうと考えることがある。

今まで経験のない、
大規模で早急な避難になる。

お年寄りや病人の避難。
移動手段のない方々の避難。
多大な避難者の受け入れ先。
混乱を極めたに違いない。

交通事故や、
重篤者の搬送で、
恐らく犠牲者が出ていただろう。

政府がそれを恐れても仕方ないと思う。

原発事故に関しての政府の対応は、
歴史が評価するだろう。
馬菅は歴史に名を残すことは間違いない。

それにしても、情報は隠さず発表しなければならないと、
わしは思う。

今は情報を隠し通すことが困難だ。
コントロール不能な時代なのだと思う。

どじょう総理が泥に隠れ、
余計な情報を発信しようとしないのは、
そのことが分かっているからだろう。

今回の宣言に嘘はないことを信じたい。

  


Posted by ひよこ at 01:30Comments(0)遠きにありて思ふもの

2011年11月27日

洪水

ガイヤの夜明けを見た。
http://varadoga.blog136.fc2.com/blog-entry-8380.html
イサーンに住んでいたら実感しない、
洪水の現状が映像に映し出されていた。

わしが思っていたより、
現場は酷い。

でも、今まで書いてきたが、
タイの洪水はある程度想定できるのだと思う。
水は低いところへ流れる。
誰もが分かる原理。

徐々に溢れた水がどこへ行くか??、
自然が相手なので難しい面はあるとは思うが、
そんなに予想は難しくないと思う。

テレビでは、
翌朝には洪水が来るとの予測で、
トレーナーやトラックを段取りして金型などを移送したが、
実際には浸水しなかった日本企業の苦悩を放映していた。
その損失は大変なものだろう。

東日本大震災もそうだが、
過去の例を尊重すれば、
人が安全に住めるところは限られているのだと思う。

しかし、産業革命以降、人口は爆発的に増え、
人間は本来住むべきはないところへ、
不完全だが想定内の人工的な対策をして、
住み出した面があるのだろう。

今、脱原発を代表される議論に、
増え過ぎた人口への考慮がない場合が多いように思う。

今の人口を養うには、
高効率なエネルギー源が必要なことは明らか。

わしが10年前に行った最貧国のネパールでは、
色々と面白いことがあった。
ヒマヤラ山脈が望めるポカラに行き、
目的もなく歩いていると、
川では洗濯、
山で芝刈りという、
物語の世界に出くわしたものだ。

芝刈りにきたおねーちゃんの手伝いをしたが、
そのおねーちゃんが綺麗で、
付いて行きたくなった思い出がある。

日本では薪でエネルギーを得るということは、
まず効率的でない。
もしそんなことをすれば森林は無くなってしまうに違いない。
逆に地球に厳しい。

村で遊ぶ子供の写真を撮り、
翌日現像をして持って行くと、
その家族にインサントラーメンを振舞われた記憶が、
今でも忘れられない。

わしは日本は現在とは違う、
新しい価値観を標榜すべきたど思っている。
アメリカ型資本主義が第一だとは思っていない。

それにはタイを初めとする東南アジアの生き方が、
参考になるのではないかと思っている。

戦後、アメリカに追い越せ追いつけと、
我武者羅になった日本社会は、
アメリカの価値観が植えつけられている。
その転換はなかなか難しい。

様々な世界に飛び出し、
様々な価値感を体感し、
様々な常識に触れることは、
日本人の常識を破ることになるだろう。

日本人には類まれななる、
対応力でがある。

人を思いやる優しい気持ちがある。

日本の長い長い文化を尊重しながらも、
世界で通用する貿易は必ずあると思う。

先日、
洪水の被害に合いながら、
笑って過ごしているタイ人に、
世界が驚愕している。。。。。
ニコ動で青山繁晴氏が言っていた。

思わず笑ってしまった。

それは必ずしも正しいとは思えないが、
この逆境へ対するタイ人の楽観的な態度は見習うべきだと思う。
日本は真面目過ぎる。

マンペンライ。
良い言葉だ。。。。。。  


Posted by ひよこ at 01:04Comments(1)遠きにありて思ふもの

2011年11月20日

村社会とTTP

自由貿易、国際化、改革。
日本は貿易立国でもあるから、
これらに賛同する日本人は多いと思う。

しかし、それらが自分の身に降りかかって来るかもしれないと分かると、
途端に反対する。

日本ではTPPの話題で盛り上がっているようだが、
今になって反対が多くなっているのは、
総論賛成各論反対、
そんな日本人気質が背景にあるように思う。

日本は村社会だと言われる。

島国の日本は災害大国で、
日本人は農耕民族である。
寒い冬もある。
囲まれた海のお陰で、
外国からある程度守られてきた。

日本人は、
日本風土に根差したコミュニティーを創り上げてきた。
風土が日本人気質を育んできた。

災害に見舞われても、
村社会で助け合い生きてきた。
村八分みたいな制度もできた。

だから、全体よりも局所。
自分の属する組織に忠誠を尽くし、
そのしきたりに従うことが最優先されがちだ。

それは今でも日本人の根底に残っているように思う。

わしもサラリーマン時代には、
会社の為にという意識は強かった。
その頃は、談合に対する批判が多かったが、
必要悪だと思っている社員がほとんどだったと思う。

偽装問題など会社の為に法律を犯す人も少なくない。
今はコンプライアンスとかいうのが、
会社でも流行っているようだが、
これも、会社を守るために、
コンプライアンスしましょう、
と思っているのではないか。
今の日本を知らないわしはそう訝しんでしまう。

今回の東日本大震災を見ても、
政府は全く機能しなかったのに、
秩序が守られたのは、
ある面、この村社会が機能したのではないだろうか。

どじょう総理は、
案の定、リーダーシップが取れないで、
批判されている。
鳩ポッポと馬菅は、
人格そのものに問題があるのではないかと疑うが、
どじょう総理はそうでもないと思うがどうなのだろう。

世界から賞賛された被災者。
献身的に援助活動をした、
自衛官に警察官、消防士。
ボランティア。
日本人は素晴らしいと思う。

その一方で、
同じ日本人でありながら、
政治家、官僚、マスコミ、東電、原発村は批判の的である。
もちろん、批判される立場なので、
ある程度仕方ないし、
批判が真実でない場合も多いとは思うが、
それにしても不思議である。

政治家や官僚、ジャーナリストになった大半の人は、
有能で大志を抱いていた筈だ。
東電や原発村だって、
有数の研究者や技術者が集まり、
経営者も財界の一線級のはずである。
だいたい一昔前までは日本の官僚は一流だと言われていた。

これはいったい何だろう???

一つはやはり村社会意識があるのかもしれない。
大局を見るのが苦手な民族なのかもしれない。
特に意識していないのかもしれないが、
自分の属する組織を守ろうという力が働くのだろう。

それに、長年に渡って作られてきた制度の問題なのだろう。
あらゆる制度が疲弊しているのではないだろうか。
例えば、官僚は事なかれ主義と言われるが、
そうなる何かがあるのだろう。
優秀で高潔な政治家や官僚の前には、
どうしようもない高い壁が立ちはだかり、
自分自身では良いことをしていると思っている人が、
足を引っ張っている。
そんな構図があるような気がする。

黒舟で明治維新を成し遂げ、
敗戦で焼け野原から戦後復興を成し遂げた日本。

TPPにそこまでの力があるとは思えないが、
世界で戦える制度に変える切っ掛けにはなるのではないだろうか。  


Posted by ひよこ at 19:55Comments(0)遠きにありて思ふもの

2011年09月04日

どじょう総理

金庫番の幹事長に輿石東。
日教組のドンで元社会党。

泣き虫海江田より野田になって良かったと思ったが、
何やこの人事は?

小沢一郎新党立ち上げを牽制して、
小沢を味方にしたいのだろうが、
よりによって輿石とは。。。。
自民党との関係も怪しくなる。

それに、マルチ山岡。
極左、平岡法相、
防衛相、外相、財務相の重要ポストの大臣も、
素人同然らしい。

もしかしたら、
「原発に詳しい」と言った馬菅が、
原発対策を混乱させたのを見て、
詳しくない人を集めたか。。。。。

まあ、単に党内に気配りしただけだろう。

馬鹿な大臣を手の平に乗せ、
優秀な官僚がやる気になってくれれば良いが。。。。

でも、それでは脱官僚から遠ざかる。

この人事を見ると、
どじょう総理に強烈なリーダーシップを発揮できるとは思えない。

相田みつをの詩から、
自らをどじょうに例えるのは如何なものか?

「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ  みつを」
なんやそれ!!
総理が金魚のまねが出来くてどうする。
錦鯉のまねぐらいにせんと!!
日本の顔やで。。。。

他にもこんな詩が、
「うばい合えば足らぬ 分け合えばあまる  みつを」
「アノネ ひとのことじゃないんだよ じぶんのことだよ  みつを」
「七転八倒 つまづいたり ころんだり するほうが 自然なんだな にんげんだもの  みつお」
うーーーん、政治の世界には似合わない、みつをワールド。

このどじょう総理は、
官僚の書いた原稿を感情込めて答弁するのが、
凄く上手だと聞く。

代表戦の演説でも、
選挙になれば再選される可能性が低い議員が一杯いる前で、
笑いを取りながら「解散はしません」と言い切るところなど、
なかなか狡猾だ。

人は良いと評判だが、
腹の底には黒い泥が溜まっているのかもしれない。

わしは鳩ポッポと馬菅が総理に向いていなかった理由の一つに、
理系出身というのがあると思っている。

「脳には癖がある」という本を読んだことがあるが、
やはり、専門分野によって、
能力に偏りがあるのだろう。

理系の人は、
大局よりも、
詳細に目がいってしまいがち。
気になって仕方ないのだ。

人を動かすのは、
やはり文系の脳をもつ人の方が良いような気がする。

どじょう総理を調べると、
早稲田の政経から松下政経塾。
29歳で千葉県議。
その後、日本新党から衆議院。

社会人の経験に乏しいのが気になるが、
文系には違いない。

まあ、歴史に残る馬菅より悪くなることは無いだろう。
泥舟の崩れかけた底に隠れることだけは止めて頂きたい。。。

それにしても、小沢一郎。
何故こんなにも力を持ち続けているのだろうか。
こんなに好き嫌いや評価が分かれる政治家もいない。

やはり何か魅力がある人なのでしょう。
でも直ぐに人が離れて行く。

恐らく、この人の脳は権力に偏っていると思う。
不思議な人だ。


  


Posted by ひよこ at 02:28Comments(0)遠きにありて思ふもの