2015年08月01日
新国立競技場騒動についての所感
ザハ案の新国立競技場が出来ると、
東京体育館がしょぼく見えるから、
反対している。
テレビで司会の辛坊治郎がそんな事を言っていたのを聞いて、
思わず笑ってしまった。
確かに、あのコンペ案が実現していたら、
東京体育館は貝柱みたいだ。。。。
ザハ案が選ばれた時から、
あの案に反対していたのは、
東京体育館などを設計した、
恐らく日本で最も尊敬されている建築家の槇さん。
建築に携わる人で知らない人はいないだろう。
911で崩壊したワールドトレードセンターの跡地に建設した超高層建築の設計をした事でも、
その評価の高さが分かる。
ザハ案を選んだ審査委員長は、
これまた有名な建築家である安藤忠雄。
高卒でボクサー。
世界を放浪し、
独学で建築を学び、
秀逸な建築を数多く残し(結構取り壊された建築も多い)、
世界的な評価を受け、
東大の教授まで上り詰めた偉才だ。
槇さんも東大教授だったと思うが、
あの2人には何かあるのだろうか????
辛坊が、「安藤と飲みに行く」とも言っていたので、
恐らく、安藤から新国立競技場についての噂話や裏話を聞いているのだろうと思われる。
わしには、何故、こんなにも騒動になっているか良く分からんが、
その矛先は膨大に膨れ上がった工事費であろう。
橋下徹が、コメンテーターは勉強不足の小銭稼ぎと言っていたが、
専門家の端くれとして見れば、
確かに、にわか勉強でいい加減な事を言う人が多いと思う。
ロンドン五輪では幾ら、上海では幾ら、どこどこは幾らと言うが、
同じ競技場でも、
与えられた条件、建つ場所によって、
計画、工事費、意匠が異なるのは当然。
コンペなので、
ある程度与えられた条件があり、
それに対し、
建築家が様々なアイデアや思想で提案している訳だ。
屋根あり、8万人収容、様々な付帯施設などは、
与えられた条件である。
聞くところによると、
床面積がロンドンの2倍程度にもなっていたと言う。
それに地震国である日本に、
あの広大な競技場を覆う屋根、
(グランド上の屋根は、オリンピック後に施工となっても、
それを支える構造体(キールアーチ)は事前につくる必要はある)
物価の違い、
建材や職人不足による人件費の高騰、
などなど単純に比べることは出来ない。
基本設計完成時の見積金額(1600億ぐらいだったかな)から、
実施設計が終わった後の見積金額が2500億円に跳ね上がった不可解さ。
競争原理が働いたとも思えないゼネコンの選定。
赤字覚悟でも国家プロジェクトに参加したいとは考えていないゼネコンは、
足元を見て強気に出ているのだろうし、
政治家や官僚は、様々なしがらみから予算取りに躍起になっているのだろう。、
巨額が動くだけに、背景には様々な思惑がありそうだ。
コンペの審査委員長である安藤が実施設計に携わらないのは当然だが、
なぜか、今回は日建設計や梓設計などの大事務所が、
その主な業務を行い、
ザハ事務所は主体的に関わっていなかった模様。
勿論、膨大な作業をザハ事務所だけで行うのは無理にしても、
コンペに選ばれた建築家が予算も含め、
陣頭指揮をとり、旗振り役をつとめ、調整するのが当り前だと思うが、
そうなっていないのも、何かあるのだろうか。
歴史に名の残る建築は、
時の権力者が強権を行使した物、
反対があった物、
が多いのも史実。
モーパッサンがその姿と見たくないと、
中にあるレストランに入り浸ったとされる、
エッフェル塔はフランスの象徴になっている。
もし、当初のコンペ案が実現していたら、
東京五輪で世界中の人の注目を浴び、
東京の象徴、観光名所になっていたと思う。
他のコンペ案も見たが、
やはりあの案が突出してインパクトがあり、
公募コンセプトにも合致していた様にわしは思う。
結局、白紙撤回になり、
WTOの関係で、
再度国際コンペを行うらしいが、
屋根はなくすとか、
付帯施設を無くすとか、
色々と縮小している様子。
そりゃ、建築を縮小すれば、
工費も縮小できるわな。。。。
工期と予算ありきで、
実現する球技場は無難な案に纏まるのは必至。
「いちばん」をつくろう。
日本を変えたい
新しい日本をつくりたい
シンボルが必要
日本人みんなが誇りに思い
世界中の人が一度は行ってみたいと願う
世界史に、その名を刻む
世界一楽しい場所をつくろう
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/NNSJ/NNSJ.html
こんな言葉が羅列されていたのが、コンペの公募だ。
そして選ばれたのがザハ ハデット女史。
今度のコンペでは、
「にばん」ではダメなんですか
憲法は変わらない
昔はよかった。今の若い奴は全く。。。。
男のシンボル
日本人の誇りはTOYOTA
中韓は来るな
世界史に抹消され
世界一楽しいゴーゴーバー
とでもなるのだろう。
東京体育館がしょぼく見えるから、
反対している。
テレビで司会の辛坊治郎がそんな事を言っていたのを聞いて、
思わず笑ってしまった。
確かに、あのコンペ案が実現していたら、
東京体育館は貝柱みたいだ。。。。
ザハ案が選ばれた時から、
あの案に反対していたのは、
東京体育館などを設計した、
恐らく日本で最も尊敬されている建築家の槇さん。
建築に携わる人で知らない人はいないだろう。
911で崩壊したワールドトレードセンターの跡地に建設した超高層建築の設計をした事でも、
その評価の高さが分かる。
ザハ案を選んだ審査委員長は、
これまた有名な建築家である安藤忠雄。
高卒でボクサー。
世界を放浪し、
独学で建築を学び、
秀逸な建築を数多く残し(結構取り壊された建築も多い)、
世界的な評価を受け、
東大の教授まで上り詰めた偉才だ。
槇さんも東大教授だったと思うが、
あの2人には何かあるのだろうか????
辛坊が、「安藤と飲みに行く」とも言っていたので、
恐らく、安藤から新国立競技場についての噂話や裏話を聞いているのだろうと思われる。
わしには、何故、こんなにも騒動になっているか良く分からんが、
その矛先は膨大に膨れ上がった工事費であろう。
橋下徹が、コメンテーターは勉強不足の小銭稼ぎと言っていたが、
専門家の端くれとして見れば、
確かに、にわか勉強でいい加減な事を言う人が多いと思う。
ロンドン五輪では幾ら、上海では幾ら、どこどこは幾らと言うが、
同じ競技場でも、
与えられた条件、建つ場所によって、
計画、工事費、意匠が異なるのは当然。
コンペなので、
ある程度与えられた条件があり、
それに対し、
建築家が様々なアイデアや思想で提案している訳だ。
屋根あり、8万人収容、様々な付帯施設などは、
与えられた条件である。
聞くところによると、
床面積がロンドンの2倍程度にもなっていたと言う。
それに地震国である日本に、
あの広大な競技場を覆う屋根、
(グランド上の屋根は、オリンピック後に施工となっても、
それを支える構造体(キールアーチ)は事前につくる必要はある)
物価の違い、
建材や職人不足による人件費の高騰、
などなど単純に比べることは出来ない。
基本設計完成時の見積金額(1600億ぐらいだったかな)から、
実施設計が終わった後の見積金額が2500億円に跳ね上がった不可解さ。
競争原理が働いたとも思えないゼネコンの選定。
赤字覚悟でも国家プロジェクトに参加したいとは考えていないゼネコンは、
足元を見て強気に出ているのだろうし、
政治家や官僚は、様々なしがらみから予算取りに躍起になっているのだろう。、
巨額が動くだけに、背景には様々な思惑がありそうだ。
コンペの審査委員長である安藤が実施設計に携わらないのは当然だが、
なぜか、今回は日建設計や梓設計などの大事務所が、
その主な業務を行い、
ザハ事務所は主体的に関わっていなかった模様。
勿論、膨大な作業をザハ事務所だけで行うのは無理にしても、
コンペに選ばれた建築家が予算も含め、
陣頭指揮をとり、旗振り役をつとめ、調整するのが当り前だと思うが、
そうなっていないのも、何かあるのだろうか。
歴史に名の残る建築は、
時の権力者が強権を行使した物、
反対があった物、
が多いのも史実。
モーパッサンがその姿と見たくないと、
中にあるレストランに入り浸ったとされる、
エッフェル塔はフランスの象徴になっている。
もし、当初のコンペ案が実現していたら、
東京五輪で世界中の人の注目を浴び、
東京の象徴、観光名所になっていたと思う。
他のコンペ案も見たが、
やはりあの案が突出してインパクトがあり、
公募コンセプトにも合致していた様にわしは思う。
結局、白紙撤回になり、
WTOの関係で、
再度国際コンペを行うらしいが、
屋根はなくすとか、
付帯施設を無くすとか、
色々と縮小している様子。
そりゃ、建築を縮小すれば、
工費も縮小できるわな。。。。
工期と予算ありきで、
実現する球技場は無難な案に纏まるのは必至。
「いちばん」をつくろう。
日本を変えたい
新しい日本をつくりたい
シンボルが必要
日本人みんなが誇りに思い
世界中の人が一度は行ってみたいと願う
世界史に、その名を刻む
世界一楽しい場所をつくろう
http://www.jpnsport.go.jp/newstadium/Portals/0/NNSJ/NNSJ.html
こんな言葉が羅列されていたのが、コンペの公募だ。
そして選ばれたのがザハ ハデット女史。
今度のコンペでは、
「にばん」ではダメなんですか
憲法は変わらない
昔はよかった。今の若い奴は全く。。。。
男のシンボル
日本人の誇りはTOYOTA
中韓は来るな
世界史に抹消され
世界一楽しいゴーゴーバー
とでもなるのだろう。
Posted by ひよこ at 17:42│Comments(0)
│四方山話
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