2011年07月18日
雲南省旅行記その1
長文です。旅日記なので悪しからず。
パスポートとお金、カードを財布に入れ、
文庫本数冊と衣類3日分ぐらいをカバンに放り込み、
ガイドブックも持たず、
詳しい計画も立てず
ぶらっと海外に旅立つ。
こんな旅に憧れていた。
今回の昆明行きは、
正にそんな旅。
私ぐらい旅の達人になると、
そんなことは朝飯前。
という訳でなく、
当地コンケンでは中国の日本語ガイドブックは手に入らないので、
バンコクの古本屋で買うかなと思っていた。
しかし、バンコクでは終始酔っ払い。
ネットで探した大雑把な地図ぐらいは印刷していたので、
まあ、ええか~、と思い、
結局、買いに行かず。
更に、酔い潰れてバス停で寝ていて、
目覚めるとデジカメが無いという失態まで犯してしまった。。。。。
馬鹿だーー;
バンコクの空港免税店でデジカメを見ると一番安いので2000Bちょっと。
中国製が多いと思われるデジカメ。
中国の方が安いと思い、
購入することなく
タイ国際航空の飛行機に乗り込む。
今回購入した航空券は、
6/30 バンコク→昆明 7/13 昆明→バンコク
航空券 7,295B BKK空港税 700B KMG空港税 435B 燃油チャージ等 3,050B 合計 11,480B
燃油チャージ代が高いな~。
約2時間のフライトで14時過ぎに昆明に到着。
経済成長著しい中国。
世界の工場として、
物を作り世界に輸出しているので、
沿岸部の都市は発展しているのだろうが、
昆明は内陸部。
どんな都市だろう。
空港ロビーへ出ると、
一人のオヤジが寄ってくる。
観光客を相手に商売をしている人たちだ。
だいたいの国際空港にはいる。
この手のオヤジは、
普通、怪しい英語、もしくは日本語で話し掛けてくる。
しかし、このオヤジ英語が全く喋れない。
バスという英単語も分かってない様子。
5000Bを両替し、
オヤジを振り切り、
バス乗り場へ。
行き先が書いてある。
日本人は漢字がある程度分かるので便利だ。
中国の漢字と日本の漢字は全く同じではないが、
何となく理解できる。
バス会社のねーちゃん達に、
身振り手振りで、
「このバスどこまで行くの?」と聞く。
何となく市内に行くことは分かったので、
切符を買ってバスに乗り込む。
しかし、このねーちゃん達も英語を全く喋らない。
数字も中国語で言う。
????
国際空港なのに。
車窓から眺める昆明は大都会。
高層建築が並ぶ。
鉄道駅を経由して、
バスは街の大通りに止まる。
どうやら到着したようだ。
運ちゃんは親切にも何かを色々と説明してくれる。
しかし、全て中国語。
分からんと首を振っても中国語。
どうせ、英語で喋られてもよく分からないので、
まあ、えっか、と思い、
街を歩き出す。
わしは旅に出て、
初めての街に着くと、
取り合えず歩く。
当てもなく歩く。
ひたすら歩く。
街の標識も漢字なので、
大体の位置は分かる。
交差点では、
どちらへ向かえば面白そうか、
きょろきょろしながら、
行き当たりばったりで歩く。
疲れたら店に入りビール。
と行きたいところだが、
そう簡単ではない。
日本人のわしは見た目は中国人と同じ。
店に入り「ニーハオ」と言うと、
向こうは中国人だと思っているから、
中国語で喋りかけてくる。
分からないと首を振る。
でも中国語で喋りかけてくる。
仕方ないから、
紙に「我是日本人。不可中国語」と書いて見せる。
そうか、そうか、という顔をして、
中国語で喋りかけてくる。
ビールを注文するのも一苦労。
食堂に入り、
壁に貼られたメニューを指さし注文。
担担麺を食べる。
日本人には麺が茹で過ぎと思われるが、
花椒(かしょう)がきいていて旨い。
大盛りで6元(100円弱)はうれしい。
繁華街にたどり着く。
凄い人だかりで賑わっている。
カルフールがあったので、
入店して物価のチェック。
日本よりは安いが、
タイよりは少し高いかな。
デジカメのコーナーへ。
げっ!!タイより大分高い。
デジカメは日本が安い。
どうせ一人旅。
子供と一緒ならカメラは欲しいところだが、
オヤジ一人では、持っていても邪魔なだけ。
そう思い購入せず。
夕方になり、
宿探し。
全く情報がない。
餃子屋で水餃子を食ったとき、
おばちゃんに指差してもらった方向に行くと、
ホテルらしき建物を発見。
ここでも中国語のみ。
「我是日本人。不可中国語」と見せると、
手を振られる。
ホテルではない???
外に出て外観を見るが、
どう見てもホテル。
何故に????
次を探す。
HOTELと書かれている高そうなところはパス。
庶民的な宿に入る。
単間80元 夫婦間120元などと看板に書いてあるので、
宿に違いない。
中国語で何か色々と説明してくれる。
身分証明書を出せろ、みたいなことを言っているので、
泊まれそうだと思いパスポートを出すと、
驚いた様子で駄目と言う。
中国では外人が泊まることが出来ないホテルがあることは知っていた。
でも、こんな都会にあるホテルでは、
ほとんどが大丈夫だろうと勝手に思っていた。
駄目なのは小さな汚い宿ぐらいだろうと。
しかし、そうではないようだ。
5,6軒断られて、
ここなら大丈夫だろうと、
多少の出費を覚悟して入ったホテルでも、
おもむろに見せられた紙には、
中国語と英語で、
外人は駄目みたいなことが。。。。。
どうしよう。
中国はあんなに国土の大きい国なのに、
基本的に時差がないらしい。
昆明は当地コンケンと経度はあまり変わらない。
しかし、タイと中国とでは時差+1時間。
つまり、まだまだ明るいが時間は18時ごろ。
さすがに焦る。
辺りを見回し、
目星をつけた壁が黄色い派手なホテルへ。
「日本人だけど泊まれる」と片言の英語で聞くと、
「日本語は喋れない」と英語で答えてくる。
シングルが満室ということで、
ダブルの値段が229元。
概算で100元ぐらいを考えていたので、
大分予算オーバーになるが、
弱気になっているわしは、
ここに泊まることに。。。。。
一息付き。
夜の街に。
楽しく酒が飲めそうな店を探す。
わしは場末のこぢんまりした少し怪しい店が好きだ。
少し太めのねーちゃんが居ればもっと良い。
しかし、面白そうな店は見つからない。
どこでも良いからビール、ビールと、
ビール瓶が並んでいる店で、
ビール瓶を指差す。
何で喋らないんだみたいな顔をされる。
日本人と分かると、
色々親切にしてくれる。
でも、全て中国語で話しかけてくる。
隣のテーブルで飯を食っている店のおばちゃんたちは、
わしのことを噂しているようだ。
目が合うと笑っている。
ビールをもう一本頼む。
昼間から感じていたことだが、
どうも外国人観光客に慣れていないようだ。
それだけ外人が少ないということなのだろうか。
タイには、客は外人しかいないという店がごまんとある。
外国人観光客に群がるタイ人がごまんといる。
タイほどではないにしろ、
わしの行ったことのある東南アジアの街では、
外国人観光客を当てにしている人が多い。
しかし、ここ昆明ではそれがない。
それにしても情報不足。
どうやって麗江に行こうか。
安い宿はあるのだろうか。
指差して使える中国語会話の本がほしい。
やっぱりガイドブックは必要だ。。。。
この先、この旅はどうなったか。
2日目以降は次回。
パスポートとお金、カードを財布に入れ、
文庫本数冊と衣類3日分ぐらいをカバンに放り込み、
ガイドブックも持たず、
詳しい計画も立てず
ぶらっと海外に旅立つ。
こんな旅に憧れていた。
今回の昆明行きは、
正にそんな旅。
私ぐらい旅の達人になると、
そんなことは朝飯前。
という訳でなく、
当地コンケンでは中国の日本語ガイドブックは手に入らないので、
バンコクの古本屋で買うかなと思っていた。
しかし、バンコクでは終始酔っ払い。
ネットで探した大雑把な地図ぐらいは印刷していたので、
まあ、ええか~、と思い、
結局、買いに行かず。
更に、酔い潰れてバス停で寝ていて、
目覚めるとデジカメが無いという失態まで犯してしまった。。。。。
馬鹿だーー;
バンコクの空港免税店でデジカメを見ると一番安いので2000Bちょっと。
中国製が多いと思われるデジカメ。
中国の方が安いと思い、
購入することなく
タイ国際航空の飛行機に乗り込む。
今回購入した航空券は、
6/30 バンコク→昆明 7/13 昆明→バンコク
航空券 7,295B BKK空港税 700B KMG空港税 435B 燃油チャージ等 3,050B 合計 11,480B
燃油チャージ代が高いな~。
約2時間のフライトで14時過ぎに昆明に到着。
経済成長著しい中国。
世界の工場として、
物を作り世界に輸出しているので、
沿岸部の都市は発展しているのだろうが、
昆明は内陸部。
どんな都市だろう。
空港ロビーへ出ると、
一人のオヤジが寄ってくる。
観光客を相手に商売をしている人たちだ。
だいたいの国際空港にはいる。
この手のオヤジは、
普通、怪しい英語、もしくは日本語で話し掛けてくる。
しかし、このオヤジ英語が全く喋れない。
バスという英単語も分かってない様子。
5000Bを両替し、
オヤジを振り切り、
バス乗り場へ。
行き先が書いてある。
日本人は漢字がある程度分かるので便利だ。
中国の漢字と日本の漢字は全く同じではないが、
何となく理解できる。
バス会社のねーちゃん達に、
身振り手振りで、
「このバスどこまで行くの?」と聞く。
何となく市内に行くことは分かったので、
切符を買ってバスに乗り込む。
しかし、このねーちゃん達も英語を全く喋らない。
数字も中国語で言う。
????
国際空港なのに。
車窓から眺める昆明は大都会。
高層建築が並ぶ。
鉄道駅を経由して、
バスは街の大通りに止まる。
どうやら到着したようだ。
運ちゃんは親切にも何かを色々と説明してくれる。
しかし、全て中国語。
分からんと首を振っても中国語。
どうせ、英語で喋られてもよく分からないので、
まあ、えっか、と思い、
街を歩き出す。
わしは旅に出て、
初めての街に着くと、
取り合えず歩く。
当てもなく歩く。
ひたすら歩く。
街の標識も漢字なので、
大体の位置は分かる。
交差点では、
どちらへ向かえば面白そうか、
きょろきょろしながら、
行き当たりばったりで歩く。
疲れたら店に入りビール。
と行きたいところだが、
そう簡単ではない。
日本人のわしは見た目は中国人と同じ。
店に入り「ニーハオ」と言うと、
向こうは中国人だと思っているから、
中国語で喋りかけてくる。
分からないと首を振る。
でも中国語で喋りかけてくる。
仕方ないから、
紙に「我是日本人。不可中国語」と書いて見せる。
そうか、そうか、という顔をして、
中国語で喋りかけてくる。
ビールを注文するのも一苦労。
食堂に入り、
壁に貼られたメニューを指さし注文。
担担麺を食べる。
日本人には麺が茹で過ぎと思われるが、
花椒(かしょう)がきいていて旨い。
大盛りで6元(100円弱)はうれしい。
繁華街にたどり着く。
凄い人だかりで賑わっている。
カルフールがあったので、
入店して物価のチェック。
日本よりは安いが、
タイよりは少し高いかな。
デジカメのコーナーへ。
げっ!!タイより大分高い。
デジカメは日本が安い。
どうせ一人旅。
子供と一緒ならカメラは欲しいところだが、
オヤジ一人では、持っていても邪魔なだけ。
そう思い購入せず。
夕方になり、
宿探し。
全く情報がない。
餃子屋で水餃子を食ったとき、
おばちゃんに指差してもらった方向に行くと、
ホテルらしき建物を発見。
ここでも中国語のみ。
「我是日本人。不可中国語」と見せると、
手を振られる。
ホテルではない???
外に出て外観を見るが、
どう見てもホテル。
何故に????
次を探す。
HOTELと書かれている高そうなところはパス。
庶民的な宿に入る。
単間80元 夫婦間120元などと看板に書いてあるので、
宿に違いない。
中国語で何か色々と説明してくれる。
身分証明書を出せろ、みたいなことを言っているので、
泊まれそうだと思いパスポートを出すと、
驚いた様子で駄目と言う。
中国では外人が泊まることが出来ないホテルがあることは知っていた。
でも、こんな都会にあるホテルでは、
ほとんどが大丈夫だろうと勝手に思っていた。
駄目なのは小さな汚い宿ぐらいだろうと。
しかし、そうではないようだ。
5,6軒断られて、
ここなら大丈夫だろうと、
多少の出費を覚悟して入ったホテルでも、
おもむろに見せられた紙には、
中国語と英語で、
外人は駄目みたいなことが。。。。。
どうしよう。
中国はあんなに国土の大きい国なのに、
基本的に時差がないらしい。
昆明は当地コンケンと経度はあまり変わらない。
しかし、タイと中国とでは時差+1時間。
つまり、まだまだ明るいが時間は18時ごろ。
さすがに焦る。
辺りを見回し、
目星をつけた壁が黄色い派手なホテルへ。
「日本人だけど泊まれる」と片言の英語で聞くと、
「日本語は喋れない」と英語で答えてくる。
シングルが満室ということで、
ダブルの値段が229元。
概算で100元ぐらいを考えていたので、
大分予算オーバーになるが、
弱気になっているわしは、
ここに泊まることに。。。。。
一息付き。
夜の街に。
楽しく酒が飲めそうな店を探す。
わしは場末のこぢんまりした少し怪しい店が好きだ。
少し太めのねーちゃんが居ればもっと良い。
しかし、面白そうな店は見つからない。
どこでも良いからビール、ビールと、
ビール瓶が並んでいる店で、
ビール瓶を指差す。
何で喋らないんだみたいな顔をされる。
日本人と分かると、
色々親切にしてくれる。
でも、全て中国語で話しかけてくる。
隣のテーブルで飯を食っている店のおばちゃんたちは、
わしのことを噂しているようだ。
目が合うと笑っている。
ビールをもう一本頼む。
昼間から感じていたことだが、
どうも外国人観光客に慣れていないようだ。
それだけ外人が少ないということなのだろうか。
タイには、客は外人しかいないという店がごまんとある。
外国人観光客に群がるタイ人がごまんといる。
タイほどではないにしろ、
わしの行ったことのある東南アジアの街では、
外国人観光客を当てにしている人が多い。
しかし、ここ昆明ではそれがない。
それにしても情報不足。
どうやって麗江に行こうか。
安い宿はあるのだろうか。
指差して使える中国語会話の本がほしい。
やっぱりガイドブックは必要だ。。。。
この先、この旅はどうなったか。
2日目以降は次回。
Posted by ひよこ at 21:00│Comments(0)
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