2011年08月20日
雲南省旅行記 最終回
最終日。
早朝、昆明駅着。
凄い人。
流れるように駅から吐き出される。
さて、どうするか。
酒を飲んでよく寝たが、
まあ、寝台はシンドイ。
昆明の街をぶらつく。
朝食はラーメン。
腰のないラーメンともこれでお別れ。
お土産にお茶を購入。
そして花椒。
麻婆豆腐にかかっている山椒のこと。
四川に近いためか、
雲南の料理もこの花椒が、
たっぷりと利いていて、
うまい。
中国の方がぴりりと辛いか。
大理の宿が安かったのと、
夜行で昆明入りしたので、
お金が思ったより余っている。
何を買うか思案していると、
市場のような通りへ出る。
ここで中華ハムを売る店を発見。
足一本丸々ぶら下がっているが、
それは、無理。
真空パックになったハムを3袋購入。
全部で150元ぐらいだったかな。。。
その隣には果物屋が。
検疫が気になったが、
桃を購入。
日本の高級桃のように、
触るのも慎重になるものとは違い、
積み上げらている。
実が硬い。
色形を選んで、
袋へ詰め込む。
1kg購入。
その後、歩いていると、
広場に市場が。
おばちゃんとおじちゃんが売っている桃が、
さっきのところより大分安い。
ここでも1kg購入。
おでんに似た料理を出す店があったので、
ここで、小腹を満たす。
薄味であっさり。
この料理は日本の影響か?
《ここで反日感情について》
わしが良い男だからか、
鈍いからなのか、
はっきりしないが、
反日感情を感じることは無かった。
もっとも、喋らない限り日本人とは分からないので、
歩いていて石を投げられることはないが。。。。
ただ、テレビを点けると、
どの時間帯でも必ず2チャンネルぐらいは、
軍服を着たドラマが放映されている。
内容は分からないが、
日の丸が確認できるので、
先の戦争のドラマだろう。
恐らく日本人の悪行を、
中国人史観によって伝えていることは、
想像に難くない。
政府がどれだけ関わっているのか分からないが、
こんなドラマをずっと見ているとしたら。。。。
影響は大きい。
話を戻す。
バスターミナルに行き、
空港シャトルバスを待つ。
おねーちゃんが、
どちらの空港に行くのかと聞いてくる。
「今日、飛びます飛びます」と言うと、
このバスで行けと案内してくれる。
中国に来たときは旧空港だったが、
旅行中に新空港が開港したか、
と少々不安だったが、
バスは旧空港へ到着。
来た時と変わりはない。
時間があるので、
コーヒーでも飲もうと店に入ると、
馬鹿高い。
お金が足りない。
この期に及んでも残りものの酒を持っている。
酒飲みとして捨てるのは惜しい。
かと言ってここで飲む気にもなれない。
荷物を預けると桃がグチャグチャになる可能性が高いので、
荷物は全て機内に持ち込むつもりだが、
液体の酒は没収される。
ゴミ箱をあさっているオヤジに手渡す。
目を輝かせて喜んでいる。
わしも嬉しい。
チャックインを済ませ、
パスポートコントロールへ。
ここで、
パスポートを取り上げられ、
他の係員へのところへ持って行かれる。
その間10分ぐらいだろうか、
出たところで放置。
何だろうか?
今回の中国の旅で、
中華思想らしいな~と一番感じられたのが、
スタンプ。
入国スタンプは普通2列に押すので、
更のページに押すときは、
大抵は左上に押す。
それが、どうどうと真ん中に押しているのだ。
しかも、液の付け過ぎで、
滲んでよく見えないし、
隣のページにも移っている。
邪魔。
恐らく日付が見え難かったので、
その確認なのだろう。
パスポートは出国スタンプが押され、
返してくれた。
何のおとがめもなかったが。
何の説明もない。
続いて荷物検査。
X線を通すと、
リュックサックを開けるよう言われる。
桃が駄目なのか。。。
恐々開けると、
桃を一瞥して、
面倒臭そうに、
行ってよしみたいな態度。
こういう時、
あ、通って良いですか、ありがとうございます。
という卑屈な気持ちになるから不思議だ。
まあ、どこの空港もそうだが、
やはり役人の態度は悪い。
飛行機は8割ぐらいの入り。
やはりスッチーの態度は良い。
でもタイ国際航空はおばさんが多い。
隣の席はタイへ留学している中国人のにーちゃん。
そわそわしていて、
初々しい。
ビアシンを飲みながら、
狭い席に身を沈める。
やっぱり隣はおねーちゃんが良いーー:
今回は昆明→麗江→シャングリラ→大理と14日間の旅。
勿論、これだけの経験でどうのこうの偉そうなこというつもりは無い。
ただ最後に、
中国は思ったより良いところだった。
旅をしている限り、
共産国の悪い面を感じることはほどんどなく、
庶民、少数民族は抑圧されているという感じはない。
あれだけの経済発展をしていれば、
政府に対しての不満分子はそんなにないのではないだろうか。
領土問題、民族問題、人権問題、経済格差問題、公害問題などを抱える超大国を為政するには、
一党独裁の方が都合の良いことが多いような気がする。
選挙をして纏まるとは思えない。
民主主義を否定するつもりは全くないが、
限界もある。
選挙によって少数民族の意見が、
どれだけ反映されるだろうか。
多数の意見が正しいと言えるのだろうか。
選挙によってエジプトにイスラム原理主義国家が誕生することに
危機感を抱いているのは、
民主主義の国々ではないか。
もちろん今の中国政府の覇権主義は、
容認できるものではない。
報道や思想の自由も必要だ。
中国は日本に取っても世界にとっても脅威には違いない。
しかし、選挙民に迎合し、
出来もしない政策を約束して、
政権を握り、
あの馬管を祭りたて、
(しかし、首相になるまで、あの馬菅の人格障害を見抜く人はなかったのだろうか。
政治家とは横の繋がりが余りない人たちなのかもしれない)
すったもんだのあった今のとろい制度にも、
何か欠陥があるような気がしてならない。
日本は自主憲法に改正できない国だもの。。。。。
早朝、昆明駅着。
凄い人。
流れるように駅から吐き出される。
さて、どうするか。
酒を飲んでよく寝たが、
まあ、寝台はシンドイ。
昆明の街をぶらつく。
朝食はラーメン。
腰のないラーメンともこれでお別れ。
お土産にお茶を購入。
そして花椒。
麻婆豆腐にかかっている山椒のこと。
四川に近いためか、
雲南の料理もこの花椒が、
たっぷりと利いていて、
うまい。
中国の方がぴりりと辛いか。
大理の宿が安かったのと、
夜行で昆明入りしたので、
お金が思ったより余っている。
何を買うか思案していると、
市場のような通りへ出る。
ここで中華ハムを売る店を発見。
足一本丸々ぶら下がっているが、
それは、無理。
真空パックになったハムを3袋購入。
全部で150元ぐらいだったかな。。。
その隣には果物屋が。
検疫が気になったが、
桃を購入。
日本の高級桃のように、
触るのも慎重になるものとは違い、
積み上げらている。
実が硬い。
色形を選んで、
袋へ詰め込む。
1kg購入。
その後、歩いていると、
広場に市場が。
おばちゃんとおじちゃんが売っている桃が、
さっきのところより大分安い。
ここでも1kg購入。
おでんに似た料理を出す店があったので、
ここで、小腹を満たす。
薄味であっさり。
この料理は日本の影響か?
《ここで反日感情について》
わしが良い男だからか、
鈍いからなのか、
はっきりしないが、
反日感情を感じることは無かった。
もっとも、喋らない限り日本人とは分からないので、
歩いていて石を投げられることはないが。。。。
ただ、テレビを点けると、
どの時間帯でも必ず2チャンネルぐらいは、
軍服を着たドラマが放映されている。
内容は分からないが、
日の丸が確認できるので、
先の戦争のドラマだろう。
恐らく日本人の悪行を、
中国人史観によって伝えていることは、
想像に難くない。
政府がどれだけ関わっているのか分からないが、
こんなドラマをずっと見ているとしたら。。。。
影響は大きい。
話を戻す。
バスターミナルに行き、
空港シャトルバスを待つ。
おねーちゃんが、
どちらの空港に行くのかと聞いてくる。
「今日、飛びます飛びます」と言うと、
このバスで行けと案内してくれる。
中国に来たときは旧空港だったが、
旅行中に新空港が開港したか、
と少々不安だったが、
バスは旧空港へ到着。
来た時と変わりはない。
時間があるので、
コーヒーでも飲もうと店に入ると、
馬鹿高い。
お金が足りない。
この期に及んでも残りものの酒を持っている。
酒飲みとして捨てるのは惜しい。
かと言ってここで飲む気にもなれない。
荷物を預けると桃がグチャグチャになる可能性が高いので、
荷物は全て機内に持ち込むつもりだが、
液体の酒は没収される。
ゴミ箱をあさっているオヤジに手渡す。
目を輝かせて喜んでいる。
わしも嬉しい。
チャックインを済ませ、
パスポートコントロールへ。
ここで、
パスポートを取り上げられ、
他の係員へのところへ持って行かれる。
その間10分ぐらいだろうか、
出たところで放置。
何だろうか?
今回の中国の旅で、
中華思想らしいな~と一番感じられたのが、
スタンプ。
入国スタンプは普通2列に押すので、
更のページに押すときは、
大抵は左上に押す。
それが、どうどうと真ん中に押しているのだ。
しかも、液の付け過ぎで、
滲んでよく見えないし、
隣のページにも移っている。
邪魔。
恐らく日付が見え難かったので、
その確認なのだろう。
パスポートは出国スタンプが押され、
返してくれた。
何のおとがめもなかったが。
何の説明もない。
続いて荷物検査。
X線を通すと、
リュックサックを開けるよう言われる。
桃が駄目なのか。。。
恐々開けると、
桃を一瞥して、
面倒臭そうに、
行ってよしみたいな態度。
こういう時、
あ、通って良いですか、ありがとうございます。
という卑屈な気持ちになるから不思議だ。
まあ、どこの空港もそうだが、
やはり役人の態度は悪い。
飛行機は8割ぐらいの入り。
やはりスッチーの態度は良い。
でもタイ国際航空はおばさんが多い。
隣の席はタイへ留学している中国人のにーちゃん。
そわそわしていて、
初々しい。
ビアシンを飲みながら、
狭い席に身を沈める。
やっぱり隣はおねーちゃんが良いーー:
今回は昆明→麗江→シャングリラ→大理と14日間の旅。
勿論、これだけの経験でどうのこうの偉そうなこというつもりは無い。
ただ最後に、
中国は思ったより良いところだった。
旅をしている限り、
共産国の悪い面を感じることはほどんどなく、
庶民、少数民族は抑圧されているという感じはない。
あれだけの経済発展をしていれば、
政府に対しての不満分子はそんなにないのではないだろうか。
領土問題、民族問題、人権問題、経済格差問題、公害問題などを抱える超大国を為政するには、
一党独裁の方が都合の良いことが多いような気がする。
選挙をして纏まるとは思えない。
民主主義を否定するつもりは全くないが、
限界もある。
選挙によって少数民族の意見が、
どれだけ反映されるだろうか。
多数の意見が正しいと言えるのだろうか。
選挙によってエジプトにイスラム原理主義国家が誕生することに
危機感を抱いているのは、
民主主義の国々ではないか。
もちろん今の中国政府の覇権主義は、
容認できるものではない。
報道や思想の自由も必要だ。
中国は日本に取っても世界にとっても脅威には違いない。
しかし、選挙民に迎合し、
出来もしない政策を約束して、
政権を握り、
あの馬管を祭りたて、
(しかし、首相になるまで、あの馬菅の人格障害を見抜く人はなかったのだろうか。
政治家とは横の繋がりが余りない人たちなのかもしれない)
すったもんだのあった今のとろい制度にも、
何か欠陥があるような気がしてならない。
日本は自主憲法に改正できない国だもの。。。。。
Posted by ひよこ at 21:05│Comments(2)
│旅
この記事へのコメント
「チャックイン」。。。って君。
(中段パスポート写真ちょい上)
粗末なものをあまり外に出して
歩き廻らないように
して下さい。
とっととチャックの中に入れてね。
(中段パスポート写真ちょい上)
粗末なものをあまり外に出して
歩き廻らないように
して下さい。
とっととチャックの中に入れてね。
Posted by mar at 2011年08月21日 11:44
mar さん。
出ているのも気が付きませんでした。
公安に捕まったら、
大変なことになるかもしれませんね。
出ているのも気が付きませんでした。
公安に捕まったら、
大変なことになるかもしれませんね。
Posted by ひよこ at 2011年08月22日 21:08