2011年08月18日
雲南省旅行記その14
大理4日目。
雲南省の旅も残り2日。
明日の昼には空港に行く必要があるので、
実質的には今日で終わり。
大理にも、まだ行っていない観光地は多い。
時間を惜しむように、
出掛けることは、
しない。
一人旅は寂しいし、
一人で観光地に行くのはついつい面倒になるが、
その代わり気楽で自由。
好きな時に好きなことが出来るのが良い。
夜行列車まで暇つぶし。
昼前にチャックアウト。
適当にバスに乗り繁華街へ。
昼間から麻雀に興じている人が多い多い。
その半数ぐらいはおばちゃん。
今日は雨模様。
傘がないので、
雨宿りをしながら歩く。
スーパーがあったので入店。
日常雑貨に食料品が売られている。
土産物を探す。
お菓子と筆記用具を購入。
《ここで気候と服装について》
雲南省は山深い内陸部。
よって緯度は石垣島と同じぐらいだが、
7月でも気温はそう高くない。
昆明と大理の昼間は多少汗ばむ気温だが、
シャングリラや麗江では、
朝晩は一枚上着がほしいぐらい。
麗江を観光する中国女性の7割ぐらいは、
ショールを羽織っていたのではなかろうか。
流行なのかもしれないが、
暑さ寒さの調整に便利なのだろう。
中国人は結構お洒落。
顔や体格が日本人に似ているだけでなく、
服装を見ても全く見分けが付かない。
それにしても、
旅行で一番の荷物は衣服。
今回の様に、
暑いタイから、
高地の雲南省に行くと、
長ズボンや上着を入れる必要があり嵩張る。
荷物を持って歩くことの多い、
わしの様な旅には辛い。
いつかはヴィトンの鞄を持つ下僕たちを引き連れ、
大名みたいな旅をしたいと思うが、
貧乏性のわしには返って面白くないかもしれない。
話を戻す。
時間はまだまだあるが、
駅の方へ向かう。
駅前でビールでも飲もうと、
ペー族の店に入る。
いつもの様に、
何故喋らないのだ?
と怪訝な顔をされる。
いつもならビールを指差すと分かってくれるのだが、
このおばさんは分かってくれない。
追い出されるように、
店を出る。
白人だと中国語が話せないことはすぐに分かるだろうが、
見た目が同じ日本人は面倒だ。
逆に言えば、
悪い人に狙われることも少ないということだが。。。。
次に入った店は問題なし。
魚の煮付けと炒菜。
そしてビール。
駅前は商業地なのだろうか、
きれいなビルが立ち並んでいるが、
平日なのに人通りはそう多くない。
まだまだ時間はあるが、
駅構内に入り、
売店でビールを買って、
近くソファに座る。
そこは有料のようで、
お茶代を請求されたが、
時間潰しには良い。
小腹が空いたのでカップ麺を買ってきて食べる。
寂しい夕食。
それにしてもよく飲む。
中国では毎日。
わしは体は大きいが、
気が小さい。
だから飲んで気を大きくしている面がある。
飲んだ勢いという奴である。
それで、面白いことも色々経験したが、
色々と失敗もした。
今回の雲南省の旅。
どんな旅だったか。
それなりに楽しく、
面白かったが、
何か物足りない。
マンネリ化。
恐らく、もっと若いときに同じような旅したら、
もっと感動しただろう。
もっと刺激があったに違いない。
それが、経験を積むということ、つまり、歳を取るということかもしれない。
色々なしがらみが増えたせいもあるだろう。
汽車に乗り込む。
向かいの席は若い仏教徒。
日本の本にえらい興味を示す。
韓非子の本を持っていたので、
見せる。
嬉しそうに頷いていた。
恐らく現在で漢字を日常的に使用しているのは、
中国と台湾、日本だけだろう。
韓国もベトナムも漢字を捨ててしまった。
筆談で少し意思疎通が出来る中国人と日本人。
見た目は変わらない。
箸でご飯をがっつくところも同じ。
街並も似ている。
治安も同じく良い。
中国人はもっと我が強く、
自己中心的で、
積極的な人々だと思っていたが、
そうでもない。
中国人に対するイメージが大分変わった。
こちらで生活したり、
中国人と一緒に仕事をすると、
違う感想を持つとは思うが。。。。
そんなことを思いながら、
静まり返った汽車の通路で、
一人酒を飲む。
また、来よう!!
中国はデカイ。
雲南省の旅も残り2日。
明日の昼には空港に行く必要があるので、
実質的には今日で終わり。
大理にも、まだ行っていない観光地は多い。
時間を惜しむように、
出掛けることは、
しない。
一人旅は寂しいし、
一人で観光地に行くのはついつい面倒になるが、
その代わり気楽で自由。
好きな時に好きなことが出来るのが良い。
夜行列車まで暇つぶし。
昼前にチャックアウト。
適当にバスに乗り繁華街へ。
昼間から麻雀に興じている人が多い多い。
その半数ぐらいはおばちゃん。
今日は雨模様。
傘がないので、
雨宿りをしながら歩く。
スーパーがあったので入店。
日常雑貨に食料品が売られている。
土産物を探す。
お菓子と筆記用具を購入。
《ここで気候と服装について》
雲南省は山深い内陸部。
よって緯度は石垣島と同じぐらいだが、
7月でも気温はそう高くない。
昆明と大理の昼間は多少汗ばむ気温だが、
シャングリラや麗江では、
朝晩は一枚上着がほしいぐらい。
麗江を観光する中国女性の7割ぐらいは、
ショールを羽織っていたのではなかろうか。
流行なのかもしれないが、
暑さ寒さの調整に便利なのだろう。
中国人は結構お洒落。
顔や体格が日本人に似ているだけでなく、
服装を見ても全く見分けが付かない。
それにしても、
旅行で一番の荷物は衣服。
今回の様に、
暑いタイから、
高地の雲南省に行くと、
長ズボンや上着を入れる必要があり嵩張る。
荷物を持って歩くことの多い、
わしの様な旅には辛い。
いつかはヴィトンの鞄を持つ下僕たちを引き連れ、
大名みたいな旅をしたいと思うが、
貧乏性のわしには返って面白くないかもしれない。
話を戻す。
時間はまだまだあるが、
駅の方へ向かう。
駅前でビールでも飲もうと、
ペー族の店に入る。
いつもの様に、
何故喋らないのだ?
と怪訝な顔をされる。
いつもならビールを指差すと分かってくれるのだが、
このおばさんは分かってくれない。
追い出されるように、
店を出る。
白人だと中国語が話せないことはすぐに分かるだろうが、
見た目が同じ日本人は面倒だ。
逆に言えば、
悪い人に狙われることも少ないということだが。。。。
次に入った店は問題なし。
魚の煮付けと炒菜。
そしてビール。
駅前は商業地なのだろうか、
きれいなビルが立ち並んでいるが、
平日なのに人通りはそう多くない。
まだまだ時間はあるが、
駅構内に入り、
売店でビールを買って、
近くソファに座る。
そこは有料のようで、
お茶代を請求されたが、
時間潰しには良い。
小腹が空いたのでカップ麺を買ってきて食べる。
寂しい夕食。
それにしてもよく飲む。
中国では毎日。
わしは体は大きいが、
気が小さい。
だから飲んで気を大きくしている面がある。
飲んだ勢いという奴である。
それで、面白いことも色々経験したが、
色々と失敗もした。
今回の雲南省の旅。
どんな旅だったか。
それなりに楽しく、
面白かったが、
何か物足りない。
マンネリ化。
恐らく、もっと若いときに同じような旅したら、
もっと感動しただろう。
もっと刺激があったに違いない。
それが、経験を積むということ、つまり、歳を取るということかもしれない。
色々なしがらみが増えたせいもあるだろう。
汽車に乗り込む。
向かいの席は若い仏教徒。
日本の本にえらい興味を示す。
韓非子の本を持っていたので、
見せる。
嬉しそうに頷いていた。
恐らく現在で漢字を日常的に使用しているのは、
中国と台湾、日本だけだろう。
韓国もベトナムも漢字を捨ててしまった。
筆談で少し意思疎通が出来る中国人と日本人。
見た目は変わらない。
箸でご飯をがっつくところも同じ。
街並も似ている。
治安も同じく良い。
中国人はもっと我が強く、
自己中心的で、
積極的な人々だと思っていたが、
そうでもない。
中国人に対するイメージが大分変わった。
こちらで生活したり、
中国人と一緒に仕事をすると、
違う感想を持つとは思うが。。。。
そんなことを思いながら、
静まり返った汽車の通路で、
一人酒を飲む。
また、来よう!!
中国はデカイ。
Posted by ひよこ at 23:46│Comments(3)
│旅
この記事へのコメント
こんにちは、
2年前.宿を紹介してもらった者です
4月チェンマイ-昆明は往復券が手に入らず諦めラオス行にしました.帰り寄ろうと思たら帰国中でしね.ソンクランは楽しんで来ましたよ。
2年前.宿を紹介してもらった者です
4月チェンマイ-昆明は往復券が手に入らず諦めラオス行にしました.帰り寄ろうと思たら帰国中でしね.ソンクランは楽しんで来ましたよ。
Posted by masa at 2011年08月19日 14:55
>恐らく、もっと若いときに同じような旅したら、
>もっと感動しただろう。
分かります、この気持ち。
若い時は、日々の暮らしでさえ楽しかったのに、
今では時の流れに流されてるだけです。
まあ、若いうちにいろいろ経験して、歳取ったら、
落ち着くようにできてるのかもしれませんね。
>もっと感動しただろう。
分かります、この気持ち。
若い時は、日々の暮らしでさえ楽しかったのに、
今では時の流れに流されてるだけです。
まあ、若いうちにいろいろ経験して、歳取ったら、
落ち着くようにできてるのかもしれませんね。
Posted by しゅ☆じん at 2011年08月20日 12:54
masaさん。
今年のソンクランは日本でした。
水掛けをしていないので、
何か物足りない気分です。
昆明はなかなか良いところでした。
ぜひお出かけください。
しゅ☆じんさん
歳を取ると、
刺激が少なくなります。
もっと色々な経験をしたいですが、
何か面倒になってくるのも確かですね。
今年のソンクランは日本でした。
水掛けをしていないので、
何か物足りない気分です。
昆明はなかなか良いところでした。
ぜひお出かけください。
しゅ☆じんさん
歳を取ると、
刺激が少なくなります。
もっと色々な経験をしたいですが、
何か面倒になってくるのも確かですね。
Posted by ひよこ at 2011年08月21日 00:54