2011年08月03日
雲南省旅行記その9
ツアー2日目。
6時にロビーに下りるが誰もいない。
6時に宿の人が起こしに来てくれる。
6時起床だったようだ。
6時過ぎから朝食。
麺類とお粥と饅頭。
大量に残る。
7時ごろ出発。
ロープウェイで石卡雪山の頂き(4300m)まで行くらしい。
一応ジャージの上着は持っているが、
足元はサンダルで靴下もない。
バスはアウトドアショップみたいなところで停車。
これから山に行く人で一杯。
靴下を買ってバスに帰ると、
鷹が「酸素を買え!!」という。
そんな高所へ行くのかと少々ビビル。
確かに富士山よりも高いところへ、
ロープウェイで上るということは、
高度順応も出来ない。
高山病になるのは当たり前かもしれない。
60元もする酸素を購入してバスに戻ると、
防寒服を手渡してくれる。
お、こんなサービスがあるんや~と感心。
ロープウェイ駅で模型を使って説明を受ける。
昨夜一緒に飲んだ学生グループと一緒に乗り込む。
すると「壊れていて山頂には行けない」と言う。
どう言う事?
中間駅に着くと、
それより上に行くロープウェイは、
籠がロープから地面に下ろされている。
酸素は何やったんやーーーーー。
防寒服も邪魔。
中間駅には、
みやげ物屋があり、
草原が広がっていて、
ヤクや豚が放牧されている。
初日にバスに乗ったときから、
一際気になるグループがいる。
キャバ嬢みたいな派手なねーちゃん3人と、
40歳ぐらいの太目と細目のオヤジ2人。
ねーちゃんのうち2人は双子で茶髪と黒髪。
バスでは、
黒髪ねーちゃんと太目オヤジが一緒に座り、
茶髪ねーちゃんはもう一人のねーちゃんと一緒、
細身オヤジは一人。
黒髪ねーちゃんと太目オヤジはいちゃついているので、
一応カップルのようだが不釣合い。
細身オヤジはおねーちゃん達と距離がありそう。
ふーーーーん。。。怪しい。。。。。
一人ベンチに座っていると、
茶髪ねーちゃんが隣に座る。
二日酔いで気持ちが悪そうだ。
この子は、
見た目は20歳前半。
でも英語は全く駄目。
筆談をするも、
よく分からない。
でも、乗りが良い子で、
中国語で話しかけてくるくる。
よく見るとめっちゃ可愛い。
ついつい鼻の下が伸びる。
「レッツゴー」と唯一の英語で言うので、
この女性3人と一緒に高原を散歩。
気の利いた言葉の一つでも言えたらと思うが、
全く通じない。
ステージがあり、
ここでも民族衣装を着た人たちが踊りを披露している。
おばあちゃんが高原に椅子と机を並べ、
バター茶やパン、牛乳などを売っている。
茶髪ねーちゃんに勧められるまま椅子に座る。
丸い箱に入ったバターをたっぷりと円筒に入れ、
熱湯を注ぎ棒で突いてバター茶は完成。
山々に囲まれた高原で、
ヤクを見ながら、
民族衣装に身を纏ったおばあちゃんに、
バター茶を振舞われ、
円形のパンとチーズを食べる。
思えば遠くへ来たもんだ。
不思議な感覚になる。
来て良かった。
そう思い、
ねーちゃんの方を見ると、
オヤジと一緒に手を振って帰って行っている。
え~!!一緒に感慨にひたろうと思っていたのにーー:
代わりに鷹が隣に座る。
いらん!!
バター茶は、
こってりとしていて独特な風味。
身にしみる。
おばあちゃんは、
半分ぐらい飲むと、
直ぐに継ぎ足してくれる。
断っても継ぎ足してくれる。
何杯も飲んで、
お腹はタップンタップン。
この店によっていく中国人の観光客も、
何?みたいな顔をしていたので、
チベット文化は中国人にとっても珍しいのかもしれない。
時間になり、
鷹に幾ら払えば良いかと聞くと、
10元と言う。
おばあちゃんはそんなにいらないと、
言っていたが、
10元を渡す。
漢民族と少数民族の関係は、
一般的な暮らしの中ではどうなのだろうか?
と考えるがよく分からない。
少なくとも、このおばちゃん達は、
漢民族の観光客から現金収入を得るという構図はあるのだろう。
ロープウェイで下山。
バスに乗り、
次に寄ったところで、
バスにおばちゃんが乗って来る。
防寒服の回収。
ちゃっかり35元取られた。--;
まあ、そうやろな。
どうりで着てない人がいると思った。
頂上に行けないのに、
酸素に防寒服で金を使って、
腹立つな~と思っていたら、
ロープウェイ代50元は返金された。
昼食を取って、
バスは麗江に向けて山深い道路を走る。
山奥にも集落はあり、
棚田や段々畑みたいな農耕地が見られる。
学校とかどうしているのだろうか。
今まで見てきた都市部と、
これら農村部との格差は、
やはり大きいのだろうか。
トイレ休憩を一回挟み、
バスは4時間ぐらいで麗江へ到着。
ツアーで仲良くなった仲間。
メールアドレスの交換などしながら、
別れを惜しむのかと思ったら、
皆あっさりとしたもの。
ほとんど挨拶もなく順次下りて行く。
キャバ嬢たちも目もくれずに、
街中へ消えて行く。
今晩は一緒にキャバクラで遊びたかったのにーーーーー。
わしはまたまた古城に足を踏み入れ、
ママさんのところへ帰る。
荷物を置きシャワーを浴びて、
ロビーでビール。
やはりここは落ち着く。
そこに欧米人を連れた中国人のおばさんが入ってくる。
ママさんはお客さんだと思ったのか、
せっせとお茶を入れ持て成す。
欧米人は60歳過ぎのフランス人。
おばちゃんはガイドと思われ英語を喋る。
フランス人が行きたがっている所へは、
どうすれば良いか相談に来たようだ。
おばちゃんガイドが、
Haw long kiro?と言うと、
「キロは重さのことか?距離のことを聞くあらキロメートルと言わなければならない」
みたいな事を言い出す。
何やこの偏屈なオヤジは。。。
今時フイルム式のカメラを首に下げて自慢しだすし。
世界には色々な人がいますね~。
「シャングリラは良かったよ。チベット様式のお寺もあるし」
と言ったら妙に納得して出て行った。
何や泊まらんのかい。
旅先の事を聞くなら旅行会社に行け~。
ママさんが「バーに行こう!!」と誘ってくれる。
お、わしに気があるんかい!!と浮かれていると、
スキンヘッドのオヤジも一緒。
近くのバーへ行く。
中庭で生演奏のバンドが入った、
お洒落な飲み屋だ。
ママさんはスキンヘッドと相談事をして、
すぐにどこかへ行ってしまう。
スキンヘッドと2人、
会話が弾む、
訳はなく演奏を聴きいる。
ビールを追加。
お金を払おうとすると、
受け取らない。
結局ご馳走になった。
このオヤジ何者なんだろうか?
宿に帰り、
宿で飲んだビール代を聞くと、
4本で16元。
棚にはもう一本あり、
それを飲むと20元ちょうど。
飲み直す。
ママは呆れてどこかへ行ってしまった。
ビールを飲み干し、
心地良い眠りに落ちる。
こうしてツアーの長い2日間は幕を閉じた。
一人旅では中々出来ない体験だったと思う。
たまにはツアーに参加するのも悪くない。
6時にロビーに下りるが誰もいない。
6時に宿の人が起こしに来てくれる。
6時起床だったようだ。
6時過ぎから朝食。
麺類とお粥と饅頭。
大量に残る。
7時ごろ出発。
ロープウェイで石卡雪山の頂き(4300m)まで行くらしい。
一応ジャージの上着は持っているが、
足元はサンダルで靴下もない。
バスはアウトドアショップみたいなところで停車。
これから山に行く人で一杯。
靴下を買ってバスに帰ると、
鷹が「酸素を買え!!」という。
そんな高所へ行くのかと少々ビビル。
確かに富士山よりも高いところへ、
ロープウェイで上るということは、
高度順応も出来ない。
高山病になるのは当たり前かもしれない。
60元もする酸素を購入してバスに戻ると、
防寒服を手渡してくれる。
お、こんなサービスがあるんや~と感心。
ロープウェイ駅で模型を使って説明を受ける。
昨夜一緒に飲んだ学生グループと一緒に乗り込む。
すると「壊れていて山頂には行けない」と言う。
どう言う事?
中間駅に着くと、
それより上に行くロープウェイは、
籠がロープから地面に下ろされている。
酸素は何やったんやーーーーー。
防寒服も邪魔。
中間駅には、
みやげ物屋があり、
草原が広がっていて、
ヤクや豚が放牧されている。
初日にバスに乗ったときから、
一際気になるグループがいる。
キャバ嬢みたいな派手なねーちゃん3人と、
40歳ぐらいの太目と細目のオヤジ2人。
ねーちゃんのうち2人は双子で茶髪と黒髪。
バスでは、
黒髪ねーちゃんと太目オヤジが一緒に座り、
茶髪ねーちゃんはもう一人のねーちゃんと一緒、
細身オヤジは一人。
黒髪ねーちゃんと太目オヤジはいちゃついているので、
一応カップルのようだが不釣合い。
細身オヤジはおねーちゃん達と距離がありそう。
ふーーーーん。。。怪しい。。。。。
一人ベンチに座っていると、
茶髪ねーちゃんが隣に座る。
二日酔いで気持ちが悪そうだ。
この子は、
見た目は20歳前半。
でも英語は全く駄目。
筆談をするも、
よく分からない。
でも、乗りが良い子で、
中国語で話しかけてくるくる。
よく見るとめっちゃ可愛い。
ついつい鼻の下が伸びる。
「レッツゴー」と唯一の英語で言うので、
この女性3人と一緒に高原を散歩。
気の利いた言葉の一つでも言えたらと思うが、
全く通じない。
ステージがあり、
ここでも民族衣装を着た人たちが踊りを披露している。
おばあちゃんが高原に椅子と机を並べ、
バター茶やパン、牛乳などを売っている。
茶髪ねーちゃんに勧められるまま椅子に座る。
丸い箱に入ったバターをたっぷりと円筒に入れ、
熱湯を注ぎ棒で突いてバター茶は完成。
山々に囲まれた高原で、
ヤクを見ながら、
民族衣装に身を纏ったおばあちゃんに、
バター茶を振舞われ、
円形のパンとチーズを食べる。
思えば遠くへ来たもんだ。
不思議な感覚になる。
来て良かった。
そう思い、
ねーちゃんの方を見ると、
オヤジと一緒に手を振って帰って行っている。
え~!!一緒に感慨にひたろうと思っていたのにーー:
代わりに鷹が隣に座る。
いらん!!
バター茶は、
こってりとしていて独特な風味。
身にしみる。
おばあちゃんは、
半分ぐらい飲むと、
直ぐに継ぎ足してくれる。
断っても継ぎ足してくれる。
何杯も飲んで、
お腹はタップンタップン。
この店によっていく中国人の観光客も、
何?みたいな顔をしていたので、
チベット文化は中国人にとっても珍しいのかもしれない。
時間になり、
鷹に幾ら払えば良いかと聞くと、
10元と言う。
おばあちゃんはそんなにいらないと、
言っていたが、
10元を渡す。
漢民族と少数民族の関係は、
一般的な暮らしの中ではどうなのだろうか?
と考えるがよく分からない。
少なくとも、このおばちゃん達は、
漢民族の観光客から現金収入を得るという構図はあるのだろう。
ロープウェイで下山。
バスに乗り、
次に寄ったところで、
バスにおばちゃんが乗って来る。
防寒服の回収。
ちゃっかり35元取られた。--;
まあ、そうやろな。
どうりで着てない人がいると思った。
頂上に行けないのに、
酸素に防寒服で金を使って、
腹立つな~と思っていたら、
ロープウェイ代50元は返金された。
昼食を取って、
バスは麗江に向けて山深い道路を走る。
山奥にも集落はあり、
棚田や段々畑みたいな農耕地が見られる。
学校とかどうしているのだろうか。
今まで見てきた都市部と、
これら農村部との格差は、
やはり大きいのだろうか。
トイレ休憩を一回挟み、
バスは4時間ぐらいで麗江へ到着。
ツアーで仲良くなった仲間。
メールアドレスの交換などしながら、
別れを惜しむのかと思ったら、
皆あっさりとしたもの。
ほとんど挨拶もなく順次下りて行く。
キャバ嬢たちも目もくれずに、
街中へ消えて行く。
今晩は一緒にキャバクラで遊びたかったのにーーーーー。
わしはまたまた古城に足を踏み入れ、
ママさんのところへ帰る。
荷物を置きシャワーを浴びて、
ロビーでビール。
やはりここは落ち着く。
そこに欧米人を連れた中国人のおばさんが入ってくる。
ママさんはお客さんだと思ったのか、
せっせとお茶を入れ持て成す。
欧米人は60歳過ぎのフランス人。
おばちゃんはガイドと思われ英語を喋る。
フランス人が行きたがっている所へは、
どうすれば良いか相談に来たようだ。
おばちゃんガイドが、
Haw long kiro?と言うと、
「キロは重さのことか?距離のことを聞くあらキロメートルと言わなければならない」
みたいな事を言い出す。
何やこの偏屈なオヤジは。。。
今時フイルム式のカメラを首に下げて自慢しだすし。
世界には色々な人がいますね~。
「シャングリラは良かったよ。チベット様式のお寺もあるし」
と言ったら妙に納得して出て行った。
何や泊まらんのかい。
旅先の事を聞くなら旅行会社に行け~。
ママさんが「バーに行こう!!」と誘ってくれる。
お、わしに気があるんかい!!と浮かれていると、
スキンヘッドのオヤジも一緒。
近くのバーへ行く。
中庭で生演奏のバンドが入った、
お洒落な飲み屋だ。
ママさんはスキンヘッドと相談事をして、
すぐにどこかへ行ってしまう。
スキンヘッドと2人、
会話が弾む、
訳はなく演奏を聴きいる。
ビールを追加。
お金を払おうとすると、
受け取らない。
結局ご馳走になった。
このオヤジ何者なんだろうか?
宿に帰り、
宿で飲んだビール代を聞くと、
4本で16元。
棚にはもう一本あり、
それを飲むと20元ちょうど。
飲み直す。
ママは呆れてどこかへ行ってしまった。
ビールを飲み干し、
心地良い眠りに落ちる。
こうしてツアーの長い2日間は幕を閉じた。
一人旅では中々出来ない体験だったと思う。
たまにはツアーに参加するのも悪くない。
Posted by ひよこ at 23:21│Comments(0)
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