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ナムジャイブログ

2011年12月19日

情報

【冷温停止状態】

原発事故が節目を迎えたと、
どじょう総理が宣言したようですね。

まずは一安心して良いのかな。
恐らく、最悪の事態は無くなったのだろう。
今回の事故が最悪の事態のような気もするが。。。。

今回の発表に対し、
批判が多いようでんな。

まあ、誰も政府を信用できないのも仕方ないし、
マスコミは権力を監視することが、
役割の一つだろうから、
厳しい目で批評するのも、
当り前だろう。

しかし、
格納容器の中が確認できないから、
メルトダウンしていたことの発表が遅れると、
批判され、
冷温停止したと発表すれば、
中を確認できない状況で、
何故そんなことが言えるのかと、
批判される。

大変でんな。

わしは、
政府は確かなことしか発表できないという理屈も、
仕方ないと思う。

責任のないマスコミやコメンテーターとは違う。
実務を取り仕切る政治家や官僚が、
無責任な観測論を言うことは、
やはり、避けるべきだ。

細野豪志大臣が、
「テレビで水素爆発の映像を見るまで、
何が起こっているか把握できなかった」
とテレビで答えていたが、
恐らく、官邸に入る情報も錯乱し、
状況把握もできない状態だったのだろう。

映画みたいに、
正確な情報が次々と入り、
リーダーがテキパキと指示する、
そんな状況とは程遠かったのではないだろうか。

世界の危機に立ち向かっているアメリカとは違い、
危機管理能力が衰退しているのは、
日本国全体の問題だ。


様々な意見や、
様々な立場がある。
それに、意思決定が困難な制度がある。

そして、その時に、
危機意識も指導、統率する力量もない無能なリーダーを、
戴いていたのも、
我が国の不幸である。

パニックになった馬菅がうろたえている姿が目に浮かぶ。


パニックを恐れて、
情報をコントロールするということも、
選択肢の一つだとも思う。

あの時、実際にスピーディーの予測を発表していたら、
どうだったのだろうと考えることがある。

今まで経験のない、
大規模で早急な避難になる。

お年寄りや病人の避難。
移動手段のない方々の避難。
多大な避難者の受け入れ先。
混乱を極めたに違いない。

交通事故や、
重篤者の搬送で、
恐らく犠牲者が出ていただろう。

政府がそれを恐れても仕方ないと思う。

原発事故に関しての政府の対応は、
歴史が評価するだろう。
馬菅は歴史に名を残すことは間違いない。

それにしても、情報は隠さず発表しなければならないと、
わしは思う。

今は情報を隠し通すことが困難だ。
コントロール不能な時代なのだと思う。

どじょう総理が泥に隠れ、
余計な情報を発信しようとしないのは、
そのことが分かっているからだろう。

今回の宣言に嘘はないことを信じたい。



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