2012年08月29日
企業戦士
サラリーマンは気楽な稼業と来たもんだ♪
あまりにも有名な植木等の歌詞。
確かに、わしみたいな現地採用で、
経営や出世などに関係ない身にはそうかもしれない。
今わしは日系企業で働いている。
何故か日本人は仕事が終わっても群れたがる。
だらだらと付き合いが続く。
懐かしい。
多くの日系企業がそうだろうと思う。
タイの会社では、
ほとんど見られない(と思う)
この会社の上司は単身赴任が多いので、
尚更、そのまま帰宅しない。
わしも飲むのは嫌いでない。
誘われるとホイホイと付いて行くが、
困るのは懐具合。
バンコクには日本料店がびっくりする程多いし値段も高い。
今まで誰がこんなところで飲み食いするのだろう?
と不思議に思っていた。
普通のタイ人がこんな店で食事をするとは思えない。
こんなに店が一杯あって、
良くやって行けるな~?
と暖簾の隙間から店内を覗いていた。
タイに無理やり赴任させられ、
偏見から未知の食べ物をはなから毛嫌いし、
後進国を見下し、
日本を恋し、
悪態を付きながら、
それでいて会社から離れられない、
一人では現地の店に入ることも出来ない、
保守的な駐在員が、
寂しく焼酎でも飲みながら、
鯖味噌定でも食っているのだろう、
そして、店は、
そんなオヤジ達を相手に、
細々と営業し、
嘸かしボっているんだろう、
と勝手に思っていた。
わしはタイに来てからこんな店で飲むことまずなかった。
日本食が恋しくない訳ではなかったが、
タイに来てまで、
日本料理屋に入る気にはなれなかった。
もし、近くに「HYOKO」があっても、
行くことは無かっただろう。
それが、この会社のオヤジ達が行くのはこんな店ばかり。
そして、ビックリする事に店内は多くの日本人で繁盛している。
タイに来てまで日本のサラリーマン達は、
日本を引きずって、
イカ納豆で口周りをベトベトさせ、
会社や部下の愚痴をだらだら駄弁り、
タイのお茶は甘いなどと、
どうでも良い事で文句を言い合っている。
悲しい性だ。
習性はどこに住んでいても、
直ぐには変わらないのだろう。
特に体はタイに居ても、
心は日本を向いている人たちは。。。
わしの給料は駐在員に比べると当然少ない。
こんな店で飲む身分ではない。
まあ、上司はわしの給料を知っているので、
「出さなくてイイよ」と言ってくれるが、
わしも出す素振りをするぐらいの気遣いをしなければ、
日系企業ではやっていけない。
そして、勢いで出した以上、
引き込めることはできない。
しかし、誘われると断れないのは、
わしも正しい日本人サラリーマンなのだろう。
今は会社から歩いて帰れるところにアパートを借りているので、
公共交通機関を使うことはないが、
前は郊外に住んでいたので、
繁華街で飲むと、
バスに乗ることが多かった。
日本の都市で働くサラリーマンは、
全員、120%、降りる駅を乗り過ごしたことがあるだろう。
わしも名古屋で働いているとき、
何度、多治見まで行ったことか。
最終電車に乗り遅れないように、
吐く思いをして、
時には本当に吐いて、
走って走って乗ったのに・・・
乗車してからも、
もう少し、もう少し、
ここで眠ったら危ないと、
眠気を我慢していたのに・・・
気が付いたら車窓から民家の明かりが見えない。アチャー。やってもた。
そうなると多治見まで行くしかない。
途中で降りてもタクシーが捕まらない。
多治見からタクシーに乗ると、
名古屋からタクシーに乗るより高くなる。
馬鹿だ!!
それなら最初からタクで帰っておけばよかった。
そんな、アホ飲兵衛は日本には多い。
夜の付き合いが多いのだろう。
夜の車内はそんな酔っ払いだらけだ。
しかし、ここタイでは、
車内で酔っ払いを見ることはない。
タイのバスで、
泥酔して乗り過ごすのはわしぐらいのものだろう。
(3回ほど乗り過ごした。タクで引き返したこともあるが、タクが安いのは有難い)
こんな正統なサラリーマンのわしだから、
今の会社は、
前の会社に比べ断然居心地が良い。
前の会社は、
何を考えているのかさっぱり理解できなかった。
今の会社は仕組みがある程度分かる。
誰がどこを向いて、
何を考えているのか、
何となく分かる。
良い面も悪い面も、
許容出来る。
そして、社風なのだろうか、
紳士が多く人柄が良い。
今度はクビにならないよう、
長くここでお世話になりたいと切に願う。
その為には会社に必要な人材だと思ってもらわなければならない。
自覚はないが、
タイ人化しているに違いないわしに、
それが可能だろうか・・・
まあ、日系企業はそんなに簡単にはクビにはしないだろう。
それには、やはり夜の付き合いが大切かもしれない。と、くりゃ!!
という訳で、
今はサラリーマンをしているが、
ブログに書く様な面白いことが余り起きない。
あっても誰が見ているか分からないここで、
変なことは書けない。
どうするものかと思っていたら、
わしにはとっておきのネタがあった。
今まで封印していたが、
もう、それを解き放しても良いだろう。
そのネタとは、自己愛の世界。
タイトルは「しつこい」
こうご期待。
と言ってものんびり更新することになると思うが。。。。
あまりにも有名な植木等の歌詞。
確かに、わしみたいな現地採用で、
経営や出世などに関係ない身にはそうかもしれない。
今わしは日系企業で働いている。
何故か日本人は仕事が終わっても群れたがる。
だらだらと付き合いが続く。
懐かしい。
多くの日系企業がそうだろうと思う。
タイの会社では、
ほとんど見られない(と思う)
この会社の上司は単身赴任が多いので、
尚更、そのまま帰宅しない。
わしも飲むのは嫌いでない。
誘われるとホイホイと付いて行くが、
困るのは懐具合。
バンコクには日本料店がびっくりする程多いし値段も高い。
今まで誰がこんなところで飲み食いするのだろう?
と不思議に思っていた。
普通のタイ人がこんな店で食事をするとは思えない。
こんなに店が一杯あって、
良くやって行けるな~?
と暖簾の隙間から店内を覗いていた。
タイに無理やり赴任させられ、
偏見から未知の食べ物をはなから毛嫌いし、
後進国を見下し、
日本を恋し、
悪態を付きながら、
それでいて会社から離れられない、
一人では現地の店に入ることも出来ない、
保守的な駐在員が、
寂しく焼酎でも飲みながら、
鯖味噌定でも食っているのだろう、
そして、店は、
そんなオヤジ達を相手に、
細々と営業し、
嘸かしボっているんだろう、
と勝手に思っていた。
わしはタイに来てからこんな店で飲むことまずなかった。
日本食が恋しくない訳ではなかったが、
タイに来てまで、
日本料理屋に入る気にはなれなかった。
もし、近くに「HYOKO」があっても、
行くことは無かっただろう。
それが、この会社のオヤジ達が行くのはこんな店ばかり。
そして、ビックリする事に店内は多くの日本人で繁盛している。
タイに来てまで日本のサラリーマン達は、
日本を引きずって、
イカ納豆で口周りをベトベトさせ、
会社や部下の愚痴をだらだら駄弁り、
タイのお茶は甘いなどと、
どうでも良い事で文句を言い合っている。
悲しい性だ。
習性はどこに住んでいても、
直ぐには変わらないのだろう。
特に体はタイに居ても、
心は日本を向いている人たちは。。。
わしの給料は駐在員に比べると当然少ない。
こんな店で飲む身分ではない。
まあ、上司はわしの給料を知っているので、
「出さなくてイイよ」と言ってくれるが、
わしも出す素振りをするぐらいの気遣いをしなければ、
日系企業ではやっていけない。
そして、勢いで出した以上、
引き込めることはできない。
しかし、誘われると断れないのは、
わしも正しい日本人サラリーマンなのだろう。
今は会社から歩いて帰れるところにアパートを借りているので、
公共交通機関を使うことはないが、
前は郊外に住んでいたので、
繁華街で飲むと、
バスに乗ることが多かった。
日本の都市で働くサラリーマンは、
全員、120%、降りる駅を乗り過ごしたことがあるだろう。
わしも名古屋で働いているとき、
何度、多治見まで行ったことか。
最終電車に乗り遅れないように、
吐く思いをして、
時には本当に吐いて、
走って走って乗ったのに・・・
乗車してからも、
もう少し、もう少し、
ここで眠ったら危ないと、
眠気を我慢していたのに・・・
気が付いたら車窓から民家の明かりが見えない。アチャー。やってもた。
そうなると多治見まで行くしかない。
途中で降りてもタクシーが捕まらない。
多治見からタクシーに乗ると、
名古屋からタクシーに乗るより高くなる。
馬鹿だ!!
それなら最初からタクで帰っておけばよかった。
そんな、アホ飲兵衛は日本には多い。
夜の付き合いが多いのだろう。
夜の車内はそんな酔っ払いだらけだ。
しかし、ここタイでは、
車内で酔っ払いを見ることはない。
タイのバスで、
泥酔して乗り過ごすのはわしぐらいのものだろう。
(3回ほど乗り過ごした。タクで引き返したこともあるが、タクが安いのは有難い)
こんな正統なサラリーマンのわしだから、
今の会社は、
前の会社に比べ断然居心地が良い。
前の会社は、
何を考えているのかさっぱり理解できなかった。
今の会社は仕組みがある程度分かる。
誰がどこを向いて、
何を考えているのか、
何となく分かる。
良い面も悪い面も、
許容出来る。
そして、社風なのだろうか、
紳士が多く人柄が良い。
今度はクビにならないよう、
長くここでお世話になりたいと切に願う。
その為には会社に必要な人材だと思ってもらわなければならない。
自覚はないが、
タイ人化しているに違いないわしに、
それが可能だろうか・・・
まあ、日系企業はそんなに簡単にはクビにはしないだろう。
それには、やはり夜の付き合いが大切かもしれない。と、くりゃ!!
という訳で、
今はサラリーマンをしているが、
ブログに書く様な面白いことが余り起きない。
あっても誰が見ているか分からないここで、
変なことは書けない。
どうするものかと思っていたら、
わしにはとっておきのネタがあった。
今まで封印していたが、
もう、それを解き放しても良いだろう。
そのネタとは、自己愛の世界。
タイトルは「しつこい」
こうご期待。
と言ってものんびり更新することになると思うが。。。。
Posted by ひよこ at 23:51│Comments(5)
│遠きにありて思ふもの
この記事へのコメント
十分ネタになってます。
稼業を生業とする者にとっては、サラリーマンの行動、言動の一つ一つが
「そうゆうものか」と、付き合いをして行く上で、とても勉強になります。
是非続けて下さい。
また、「しつこい」も気になるところで、
楽しみにしています。
稼業を生業とする者にとっては、サラリーマンの行動、言動の一つ一つが
「そうゆうものか」と、付き合いをして行く上で、とても勉強になります。
是非続けて下さい。
また、「しつこい」も気になるところで、
楽しみにしています。
Posted by MITU at 2012年08月30日 08:33
そういえば、貴殿は日本のねーちゃん付飲み屋で、”うっとおしいなぁ”といわれた事が、若い時にありましたね。
またの報告、楽しみにしています。
またの報告、楽しみにしています。
Posted by mar at 2012年08月31日 21:55
なかなか頑張ってますね。
お話、よ~く分かります。
高い日本料理は おごってもらい、HIYOKOさんが たまぁに お金を出す場合、気分を変えて タイ人しか行かない お店も良いと思います。
お話、よ~く分かります。
高い日本料理は おごってもらい、HIYOKOさんが たまぁに お金を出す場合、気分を変えて タイ人しか行かない お店も良いと思います。
Posted by 朝太郎 at 2012年09月04日 09:32
中国での暴動の余波はありませんか? まぁ貴殿の事だから、うまくカワシテいるとは思いますが、こればかりはどうなる事やら、誰も想像が付かないので、充分に気をつけて下さいね。
でわ、お元気で。
でわ、お元気で。
Posted by mar at 2012年09月17日 22:16
返信が遅れ申し訳ありません。
MITUさん。
私も日本で働いていたころは、就労後の付き合いはそんなに変とは思っていませんでしたが、今は何か違和感がありますね。タイ人はどう思っているのか気になります。
「しつこい」はまた気が向いたときに書こうと思います。
朝太郎さん。
日本からの駐在員の中には、ほとんどタイ料理を食べない人がいます。
屋台なんか行ったこともないと思われます。
私とは住んでいる世界が違うのでしょう。
MARさん
中国との関係は大変ですね。
一党独裁の国ですから、
日本とは考え方が根本的に違うのでしょうね。
その点、タイは親日的ですし、
一応、民主主義ですので、
中国の様にはならないと思います。
ただ、皇太子が国王に即位された際には、
何かあるかもしれませんが。。。。。。
MITUさん。
私も日本で働いていたころは、就労後の付き合いはそんなに変とは思っていませんでしたが、今は何か違和感がありますね。タイ人はどう思っているのか気になります。
「しつこい」はまた気が向いたときに書こうと思います。
朝太郎さん。
日本からの駐在員の中には、ほとんどタイ料理を食べない人がいます。
屋台なんか行ったこともないと思われます。
私とは住んでいる世界が違うのでしょう。
MARさん
中国との関係は大変ですね。
一党独裁の国ですから、
日本とは考え方が根本的に違うのでしょうね。
その点、タイは親日的ですし、
一応、民主主義ですので、
中国の様にはならないと思います。
ただ、皇太子が国王に即位された際には、
何かあるかもしれませんが。。。。。。
Posted by ひよこ at 2012年10月21日 23:04