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ブログポータルサイト「ナムジャイ.CC」 › イサーンで胃酸過多の日々 › 2015年08月19日

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Posted by namjai at

2015年08月19日

無差別テロ

昨夜19時頃、バンコクでテロが発生。

テロがあった場所は、
わしのアパートから数キロメートル離れているが、
爆発音が響き騒動が伝わって来る筈もなく、
気がつかないまま。

今朝の出勤でも街中に変化を感じることもなく、
会社に出社して初めて知った。

死者22名負傷者120名以上。
邦人1名が重体。外国人の死者も多い。

卑劣極まりない無差別テロ。

軍政の対立勢力が犯行を行ったとの見方がある。
観光に打撃を与え、
つまり減速気味のタイ経済に急ブレーキを掛け、
現軍政を混乱させるのが目的だと言うのだ。

その可能性を完全に否定する訳ではないが、
わしは違うと思う。

何事にもいい加減なタイ人ではあるが、
宗教に関しては敬虔である。

爆発した場所は、
願い事が叶うことで有名なエラワン廟。
ヒンズー教の神様が祀られている。

タイは仏教国として知られているが、
実は、ヒンズー教(バラモン教を含む)や土着の宗教が、
渾然一体となっている。
結婚式は神式、葬式は仏式、クリスマスケーキを食べる日本人には、
何となく分かることだろう。

仮に赤組だと仮定して、
イサーン地方の人々が支持している組織が、
宗教施設を爆破するとは到底思えないし、
もし、このテロがきっかけに、
軍政が崩壊し、
対立勢力が権力を奪い返そうとしても、
タイ人の拠り所である宗教施設を爆破し、
対立関係にない無関係の人を殺しているのだから、
世論を味方に付けることは無理だと思うのだ。

そうなると、イスラム過激勢力の仕業か。
タイ深南部では、
独立を目指すイスラム武装組織との紛争が絶えないし、
イスラム国の影が忍び寄っているのかもしれない。

そうならば、偶像崇拝を禁ずるイスラム過激勢力が、
この場所を選んだのも分かる。

ただ、その場合は犯行声明が出される筈。
まだその情報はない。

仮にイスラム過激組織の犯行だとすれば、
次は、酒と女に溺れる歓楽街が危ないかもしれない。

それにしても、
このテロで観光客が減ることは必至。
スケベ親父と酔っ払いが、
歓楽街でお金を落とさなくなると、
経済が悪化、
円安で海外投資を控えている日系企業は更に渋り、
その波を受け我社は傾き、
人員整理、
真っ先に切られるのは当然わし。

今年中にはこんな事になるかもしれない。
  


Posted by ひよこ at 02:06Comments(2)四方山話