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ナムジャイブログ

2010年11月16日

稲刈り

三日月の形をした鎌を右手に持ち、
胸よりも高い稲の茎を、
纏めるようにして手前に集め、
左手で茎を握り、
鎌を引いて茎を切断。
それを2,3回繰り返し、
片手では持ち切れないぐらいになったら、
干すように地面(水のあるところは切り株の上)に並べる。

今年のタイは雨が多く、
豊作のようだが、
かあちゃんの実家の田では、
稲刈りの時期になった今も、
水が引いてなく、
膝下まで水に浸かりながらの稲刈りになっている。

14日(日)は、
かあちゃんの厳命で、
無理やり人が集められ、
気が弱い日本人3名とタイ人1名がかあちゃんの実家に向かった。

かあちゃんは9日(火)から手伝いに実家に帰っているが、
稲刈りが終わっているのは僅か。

始めたのは12日かららしい。

皆、好意で来て頂いているのに、
かあちゃんはここぞとばかりこき使う。

水と泥に足元をとらわれながら
稲刈りをするのは見た目より大変だ。
倒れている稲を刈るときは、
屈む必要があるので、
更にきつい。

背を伸ばし一息つく。
どこまでも青い空に、
どこか秋を感じさせる白い雲、
どこまでも続く黄金色の稲。
自分のちっぽけさを実感し、
恵みを与えてくれる大地に感謝の気持ちが沸いてくる。

太古の昔から続いてきた稲作。
タイ人と同じくわしの体内にも農耕民族の血が流れているのだろう。

活力が蘇り後ろを振り返える。

すると・・・・・・

ガッカリ。

「まだこれだけしか進んでないのかーー:」
終わりは遥か彼方。

日が傾き、
日差しがやわらかくなり、
汗ばんだ体が、
急に寒さを感じる。

水牛も家路に付いているのだから、
わしらも帰りたい。

しかし、進んだのは50mぐらいか。

人が多いときに出来るだけ進めたいかあちゃんは、
「今日はこの一角が終わるまでやる」とのたまうが、
さっさと引き揚げたのは言うまでもない。

あーー疲れた~~!!
お米は残さず食べましょう!!

って、タイ人には分かんないだろうけど。。。。



タグ :タイ稲刈り

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Posted by ひよこ at 21:22│Comments(3)四方山話
この記事へのコメント
ひよこさん、こんにちは!
おー、稲刈りですか、お疲れ様です!
前に一瞬だけやってみたら、話にならないと取り上げられたことがあります。苦笑
やっぱ米は残さず食べてしまいますね^^
Posted by miro at 2010年11月19日 17:25
暑い中、お疲れ様でした。

タイではご飯粒を残したら目がつぶれる!とかって言わないんでしょうね。
Posted by Jetrin at 2010年11月24日 14:01
miroさん。
生命の根幹である主食の米を、
自ら収穫することは、
良い経験になったと思っています。
大して手伝ってないんですが。。。
そうですよね~。
日本人は残すのに抵抗がありますよね~

jetrinさん。
言わないと思います。
皆平気で残しています。
私はかあちゃんの残した米まで、
ついつい食べてしまいます。
だから痩せないのか~
Posted by ひよこひよこ at 2010年11月28日 01:17
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