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Posted by namjai at

2012年04月02日

会社人間

長身痩躯。
整った顔立ち。
歳は幾つぐらいだろうか。
案外若いのかもしれないし、
案外歳をとっているのかもしれない。
恐らく40歳台。

ボサボサの髪を後で纏め、
化粧っけはなく、
ダサい服をだらしなく着て、
とぼとぼと歩く。
漫画に出てくる学者みたい。

もし、流行のファッションで身を包み、
化粧を施し、
凛と歩けば、
モデルのようになるに違いない。

今週からいきなり女性の上司が着任した。
プロジェクト ディレクターという肩書き。
下には、
日本人の本部長。
工事部長。
技術部長。
そして、勿論わしも。

つまり、経理や総務を除く、
商売の実質の責任者。

今まで、
現場で汗水流し、
お金を稼いできた男たちを、
軽く飛び越え、
頭の上に舞い降りる。

どこかで博士を取得しているらしいので、
勉強は出来るのだろうが、
どこまで仕事が出来るのだろうか。
主なお客様である日本人のこともどこまで分かっているのか。

今はどうだかしらないが、
ウブな若者を教育し、
忠誠心を植えつけ、
会社人間に育てる日本企業では、
机上の勉強だけで、
実践を知らない博士様は、
研究部門を除けば、
敬遠していたのではなかろうか。

恐らく、学歴があるというだけで、
いきなり実行部隊の長になることはない。

タイの社会は役割分担がはっきりしている。
エンジニアとして着任すれば、
下働きをすることはない。

フォアマンとして入社すれば、
エンジニアになることもない。

そして、仕事が嫌になれば、
他に良い仕事があれば、
さっさと辞めて行く。
会社に依存して生きる人は少ない。

だから、会社は社員の教育をしようとは思わないし、
経験が豊かで優秀な人材も少ない。

わしが入社してから、
何人の人が入社し辞めていっただろう。
わしが知っているだけでも、
両手は下らない。
一日や二日で辞めていく人も珍しくない。

わしが入社したとき、
歓迎ムードはなく、
余りにあっけらかんとしていたのは、
日本人が嫌われているのではなく、
人の入れ替わりが日常茶飯事だったからだ。

今でも、
朝の挨拶をする人は少ない。
仕事が終われば、
さっさと帰って行く。
極稀に社長からビールの差し入れが入るぐらいで、
夜の付き合いも無い。

ただ、仕事は真面目(勿論例外も)。
事務所の人は、
もくもくとパソコンに向かっている。
サービス残業も珍しくない。
これは、意外。

「大学出は仕事ができない奴が多い。叩き上げで頑張っている奴の方が仕事ができる」
先日、そう言って、
部下を叱ったら逆ギレされた、
熱血漢の日本人技術者は、
ホントに嫌気が指したのか、
肩の荷が降りたのか、
清々した表情で辞めていった。

タイはタイの社会がある。
日本の社会を持ち込むのが、
正しいとは思わない。

しかし、この会社は顧客が主に日系企業。
日本人の価値観に対応しなければ、
仕事はない。
信用を得ることは出来ない。

わしが、タイ人のことを理解できないように、
ここのタイ人が、
日本人の本質を理解することは不可能に近いと思う。

ここで働く限り、
わしは会社と日本人顧客に挟まれ、
苦労する日に終わりはない。

タイ人のように、
自分さえ楽しければそれで良いという、
解脱にも似た境地に達すれば、
苦悩もなくなるのかもしれないが。。。。

まあ、働きたくとも、
会社からクビを言い渡される可能性は五分五分。
その時は、
送別会は勿論、
誰も気にかけてくれる人はいないだろう。

それはそれで、
潔い。
  


Posted by ひよこ at 14:59Comments(0)四方山話

2012年03月03日

大変遅くなりましたが新年のご挨拶

厄年は数年前に終わったのに、
昨年から続いている厄災は今年も続いている。
まあ、これも気の持ち様次第。
自業自得な面もある。
もっと前向きに考えれば良いのだろうが。。。。
わしはそこまで心が広くない。

西暦2012年、仏暦で2555年の年頭、
わしは大きな分岐点を曲がり、
再びフラフラと千鳥足で歩き出した。



キョロキョロしながら歩くオヤジをゴジラが睨み、
「アケミ」「花子」など狭い通りに何十ものクラブのネオンが
ゴルフ焼けしたオヤジの間抜けな顔を照らす。
「社長」「いらっしゃい」
化粧の濃い綺麗なおねーちゃん達が声をかける。

娘より若いのではないかと思われる女を連れて、
鼻の下を伸ばしたポロシャツオヤジが通り過ぎる。

ネクタイ姿の赤ら顔をしたおじさん数人が、
1人のおっさんを車に乗せ、
頭をペコペコ。
車が出ると、
ホッとした雰囲気が広がり、
残ったオヤジたちは談笑を始める。
もう一軒行くのだろうか。

ここは、新地でも中洲でもない。
タイのタニア通り。
日本人向けのクラブが所狭しと並ぶ歓楽街だ。

この通りにあるビルに古本屋がある。
一冊20Bで投げ売りをしていた、
古ぼけた文庫本を数冊購入した後、
コンビニで買った缶ビールを飲みながら、
通りで繰り広げられている光景をぼんやりと眺めていた。

この通りの店は日本の景気に無関係ではない。
バブル時に比べて客が少ないのだろう。
飲み放題1時間で600Bという店が多くあり、
呼び込みに忙しい。
近くのバッポン通りで、
ビールを飲むと小瓶で120バーツはするので、
タニアで日本のカラオケを歌いながら、
1時間で飲みまくれば、
そんなに高くはない。
だが、今のわしにはそんな金も惜しい。

わしは、日本ではしがないサラリーマンだった。
今一つ適応できなかったから、
今、こんな所へ住んでいるのだろうが、
それでも、
日本のサラリーマンの実態もある程度分かっている。

ここで飲んでいるサラリーマン達は、
タイの日系企業で働いているのだろうから、
その行動は日本的。

懐かしい。
日本のサラリーマンは大変だな〜と思いながら、
ビールを喉に流し込む。
何故か苦い。
何か虚しい気持ちに陥る。

車に向かって、
皆が一斉に頭を深々と下げる。
やっぱり何か変。
タイに住むようになって、余計にそう思う。

景気の悪い日本では、
この様な付き合い、接待は随分と減っただろうが、
ここでは、まだ古き時代の名残があった。
わざわざ日本からタイに来ている上司やお客様だから、
今でもこんな接待をしているのだろうか。
その日が金曜日だったので、
特に多く目に付いたのかもしれないが。

こんな日本社会に復帰するのが嫌で、
「今度が最後、帰ったら再就職]と心に決めながらも、
何度も何度もアジアへ向かう飛行機に飛び乗ったのは、
もう10年近く前。

それからイサーンに流れ着き、
自由気ままな生活をしていた。

それが。。。。。

今ではしがないサラリーマンに逆戻り。
しかもタイの会社。
何と、今年からバンコクで働き出したのだ。

昨年の後半は色々と問題があり、
新しい道を歩かざるを得なくなった。
様々な道を探っていたが、
結局は宮仕えの道しか先は見えず、
昨年末からタイで就職活動。

わしの経歴、能力でも、
拾ってくれるのは、
タイ人が経営している会社しか見つからない。

この会社は日系企業を相手に商売をしているので、
日本人が必要なのだ。

わしが相手をするのは、
お客様は神様だと信じ、
こちらを見下し、
社内での立場や保身を第一に考え、
会社に妙な忠誠心を持つ、
日本のサラリーマン。

当社で仕事をするのは勿論タイ人。
その間に挟まって、
わしは頭をペコペコ。

あああ〜嫌だ。
サラリーマン生活。

食堂経営は、
利益は少ないし、
体力的には辛かったけど、
女子大生相手にカツ丼を作っていた方がどんなに楽しいか。

こんな所に居ると、
会社やお客さんの愚痴を言いながら、
タニアで酒が飲みたくなる!!

「終わったら一杯行くか?」
という相手もおらん。。。寂しい。
  


Posted by ひよこ at 14:46Comments(2)四方山話

2011年11月14日

酒飲み

バンコクのある繁華街。
ある日の昼過ぎ。

観光客が行き交う歩道に面し、
昼間からシャッターを開けた、
開放的なバーが並び、
派手なおねーちゃん達が歩道側に陣取り、
観光客を気だるそうに眺めている。

「20時までハッピータイム。ローカル麦酒70B(記憶曖昧)」
と掲げられえた店に立ち入る。

すぐには誰も寄って来ない。
キョロキョロと店内を眺め、
好みのねーちゃんを探し、
適当な場所に腰掛ける。

近くのウェイターに麦酒を注文。
いつも飲む麦酒は安いビアーアーチャ。
しかし、ここはどの麦酒も同じ値段なので、
当然、ビアーシン。
我ながらセコイ。
こんな所が、
いつまで経ってもうだつが上がらない要因なのかもしれない。

断熱材の円筒容器に入れられた、
小瓶の麦酒が運ばれてくる。

瓶の口から直接、
乾いた喉に苦い黄金の液体を流し込む。

波打つのように、
ゆるりと喉に届き、
二日酔い気味の胃に吸収される。

上手い!!

コップから飲む方が喉越しは良いが、
こういう場では、
瓶で飲むのが良く似合う。

ほっと、息を吐く。
頬辺りに血液が巡って来るのが分かる。

欧米人向けなのだろうか、
テーブルも椅子も位置が高い。
片肘をつき、
ちびりちびりと黄金水を口に運び、
辺りを観察する。

わしがタイに嵌ったのは、
こんな一時に、
何とも言えない魅力を感じたからかもしれない。

もちろん、タイに初めてきたときの様な新鮮味はないが、
日本では経験したことがない、
緩い空気が気にいっている。

客のほとんどは欧米人。
友達と陽気に喋っている野郎も居れば、
おねーちゃんを口説いている野郎もいる。
店の奥ではビリヤードに興じているおねーちゃんと野郎ども。
(こういうバーには大抵ビリヤード台が置いてあり1回20B。
話に詰まると、おねーちゃんが誘ってくる)

わしは一人、
哀愁を漂わせ、
麦酒を追加する。

この店は、
矢鱈とおねーちゃんが寄って来ないのが良い。
一人で飲むより、
おねーちゃんと一緒の方が楽しいのは、
わしも男。

だが、おねーちゃんに易々と奢る気になれない。
ねーちゃんのドリンク代は高い。
100B以上する。
一部がおねーちゃんの懐へ入るのだから仕方ないのかもしれないが。。。。

タイに旅行で来ていた時は、
金銭感覚は日本の飲み屋。
南国の開放的で楽観的な雰囲気に、
底抜けに明るいおねちゃんたち。
当然、財布の紐も緩い。

今のわしはタイの地方都市に住み、
飲むのは、雑貨屋前のコンクリート製の机で、
定価で買ったビアアーチャ。

地方に比べ首都バンコクは物価が高い。
物価が当分の間、
ほとんど変わっていない日本とは違い、
タイはインフレ。
わしの記憶も変わらず、
旅行のときに感じた、
安いな~という感覚のまま。
だから余計に高く感じる。

今頃は、このような場で、
あの頃のように、
心の底から楽しむことが出来ない場合が多い。

酔っ払い、
良い気分になり、
ついつい、おねーちゃんに奢ると、
場は盛り上がる。
酒の量が増える。
気分は更に大きくなり、
おねーちゃんの言いなり。
更に酒の量は増える。
気分は最高。
会計も高額。
また、馬鹿やってもうたな~と重い気になり、
しぶしぶ、支払いを済ませることが、しばしば。
いやいやながら20B札ぐらいのチップを置いていく、
気取った自分が更に嫌になる。

翌朝、床に脱ぎ捨てた、
ズボンを拾い、
ポケットから残り金を数え、
二日酔いに拍車を掛ける。。。。

それでも、
懲りずにまた飲みに出るのは何故だろう。
酒飲みとは学習能力が足りない人種なのだろうか。
あの楽しかった幻を忘れられないのだろうか。


偏見だろうが、
欧米人の飲み方はスマートに見える。
楽しんでいるように見える。

日本人みたいな一人のオヤジ。
何人かは分からない。
隣の席につき、
麦酒を注文。
そこへ、おねーちゃんが挨拶に行く。
一瞥して無視。
嫌そうな表情。
好みの子でなかったのだろうが、
こんな遊びの場では、
いかにも野暮ったい。
断るにしても、
もっと方法があるだろう。

わしは粋でありたいと思う。
粋に飲みたいと思う。

ビアバーを何軒か梯子する。
奢って攻撃に、
一本だけ飲んで出ることも。。。

きっと、わしも嫌な顔していただろう。。。。。

「あんた、昨夜千鳥足で店の前を行き来していたわよ」
初めて入った店で言われる。

無防備。
緊張感がない。
ああ、何だか最近面白くない。
年を取ったオヤジの台詞。

やはりわしはただの酔っ払い。
格好良く出来ない。


ベトナム帰りの兵士たちの開放の場として栄えたと言われる、
タイのゴーゴーバー。
最初、入ったときの衝撃は今も忘れられない。

今はそれ程楽しいとは思わないが、
折角バンコクへ来たからと、
ついつい探索してしまう。

こういう場では、
散財しないと、もてない。
面白くない。

逆に金があれば、
こんな楽しいところは滅多にない。
特に普段もてないオヤジには。。。。

目の前で、
鼻の下を伸ばした白人ハゲオヤジは
おねーちゃんに囲まれ上機嫌。

おねーちゃん達もご機嫌取りに忙しい。
生活のためとは言え、
大変だ。

男も本能とは言え、
アホだ。

冷静に眺めていると、
哀れに思えてくる。
世の中の不条理に悲しくなって来る。

何でこの若い子たちはこんなことをしているのだろう。
本当に楽しんでいるのだろうか。。。。。
人生とは。。。。

昨夜、その白人のように、
おねーちゃんに囲まれ、
超ご機嫌になっていた、
自分のことを思い出し、
興醒めしてくる。

こうなるともう駄目。
屋台で、
氷の入ったコップにビアチャンを注ぎ、
一気に飲み干す方が、
悪酔いしなくて済む。

バンコクには、
人の欲望が渦巻いている。
綺麗事ばかりではない。
人の影の部分が、
闇に包まれ、
反転して輝いている。
それが、バンコクの魅力の一つだと思う。
まだまだ抜け出せそうにない。

はぁ、こんな事を書いていると、
何だか現実逃避したくなる。
酔いたくなってきた。
飲みにでも行くか!!


  


Posted by ひよこ at 17:17Comments(0)四方山話

2011年10月14日

洪水

日本でも洪水のニュースが大きく取り上げられているようですね。

洪水と言えば、
日本人は、
台風などの集中的な豪雨で、
川が決壊し洪水になると思われるかもしれないが、
タイの場合は事情が異なるように思う。

日本は山から海まで近く、
高低差も大きいが、
タイの場合は広大な平野が大半で、
内陸部から海までは遥か彼方。

水が海に流れ出るまで、
地理的特性が大分違う。

また、タイは雨季と乾季がはっきりと別れ、
乾季には全くと言って良いほど降らない雨が、
雨季になると毎日のように降る。

南国特有の豪雨は、
台風の豪雨に引けは取らないが、
短時間で止んでしまうで、
短期間の雨だけで、
洪水になる訳ではないのだろう。

つまり、タイの洪水は、
日本のようにせわしくない。
じわじわと進み、
じっくりと居座る。
(見たわけではないが、決壊したら水は見る見るうちに浸水してしまうだろうが)

もうすぐ首都バンコクまでもが、
危ないという話もある。
首都を守るために、
その手前で溢れさせているという話もあるが。。。。

タイ各地にはダム湖があり、
容量を超えた水を放出することにより、
被害があるとも聞くが、
ダム湖の影響はどうなのだろう。

ダム湖があるために、
被害が大きくなっているのか、
それとも、お陰でこれだけの被害で済んでいるのかは、
よく分からない。

今年のように、
工場団地まで浸水してしまうと、
水が引くまで時間がかかるだろうから、
被害は深刻かもしれない。
日本への影響も懸念される。

雨季が終わるまで、
後半月ぐらいか。。。。

当地では、この2、3日は雨が少なかったが、
今朝は凄い雨で目が覚めた。

例年だと雨季の終わりは、
雨が多いような記憶がある。

今年は早く乾季が来ることを祈るしかない。
  


Posted by ひよこ at 00:46Comments(4)四方山話

2011年10月02日

矛盾と言えば。。。。。

今日は酔っ払った勢いでもう一つ。

ラオラオというラオスで飲まれているスピリッツがある。
タイにはラオカオと呼ばれる蒸留酒がある。
起源は同じ様なところにあると思うが、
何故か廉価なラオラオの方が美味しい。
タイのラオカオを飲むと吐きそうになるのは何故だろう???

不思議と言えば、
ネット社会を見る限り、
何故、今の日本には余裕が無いのだろう??と思っていた。

バブル景気が弾けて、もう20年ぐらい。
今はデフレが日本を苦しめている。

考えてみれば今の若者は、
不景気の中で生まれ成長して来たのだ。
節約が美徳と考えられても仕方ない。

でも、浪費が、
資本主義の根源。

一方で節約を言い、
一方で浪費を願う。

こんな矛盾を受け入れられる懐の深さが、
今の日本に求められているのではないだろうか。

絶対的な答えを求め過ぎている。
そんな気がしてならない。



  


Posted by ひよこ at 04:15Comments(3)四方山話

2011年09月18日

雨。

今年のタイは異常に雨が多い。
雨季なので連日のように雨が降るのは不思議ではないのだが、
今年は雨の降り方が例年と異なる。

いつもならスコール特有の、
夕方から夜にかけて、
雷を伴っての豪雨になり、
比較的短時間で止むことが多いが、
今年は所かまわず、朝方から未明まで、
豪雨に見舞われる。

夜半になれば、
必ずと言って良いほど、
雷雨が轟く。

それて、朝までしとしとと降り続く。

テレビでは連日、
洪水のニュースが流れている。

タイ領土の大半が平野なので、
タイ北部や東北部から、
川では処理できない水が、
低地に向かって、
じわじわと溢れ出し、
水が溜まってしまう。

そして、その水は日本のそれとは違い、
何日も停滞してしまう。

今年は乾期になるまで、
まだ大分時間がある。
農作物への影響も心配だ。

行き場のない水は、
わしの怒りのように、
どこに発散すればいいのだろうか。。。


わしの怒りは私的なこと。
今日は夕方から酒を飲んで良い気分。

勢いで思いのたけを書き殴る、
厚顔無恥な点はご容赦を。。。。

それにしても、
雨が多く降れば困り、
雨が少なくても困る。

暑ければ文句を言い。
寒ければ文句を言う。

「我侭だな~人間だもの。ひよこ」

どじょう内閣は、
負けると分かっている総選挙はしないと思うが、
今度選挙をしたら、
前回と前々回の時のように、
愚民主党と自民党の議席が極端に逆転してしまうのではないかと危惧してしまう。

この極端な現象は何なんだろう。

多様な思想を持つ人々が、
お互い意見をぶつけながら、
共存できる社会が理想なのだろうが、
現実にはなかなか難しい。

国際社会の問題が話し合いで解決し、
同じ価値観を持つ社会になれば、
対立はなくなるかもしれないが、
それでは多様な社会とは矛盾してしまう。

矛盾と言えば、
保守とリベラル。

保守は改革を嫌い、
伝統的な価値観を保ちたいと思うのに対し、
リベラルは自由と改革。
という単純なイメージがある。

しかし、日本は保守が改憲。
リベラルが護憲。
何か言葉の矛盾。

わしも若いころはそう思ったが、
言葉ではリベラルの方が格好いい。
保守はいかにもオヤジ臭い。

この矛盾が、
世界で一番古い憲法を、
現世に合わないのも関わらず、
守り続けている、
原因の一つではないかと、
わしは密かに思っている。

(投稿当初は、酔っ払って、これ以降もぐだぐだと支離滅裂なことを書いていたが、
翌朝、読み返して、あまりにも恥ずかしいので削除しますm--m)

  


Posted by ひよこ at 02:19Comments(2)四方山話

2011年09月11日

911

10年一昔というが、
あれから明日で10年。

今少し調べると、
対テロ対策で犠牲になった兵は17600人にも上るらしい。
自由と平和を守るため、
命を懸けて戦う兵士に感謝し敬意を払いたいと思う。

一方、テロ組織側は、
軍のみで38500 - 46500人が死亡しているらしい。

テロの指導者とされたウサーマ・ビン=ラーディンを、
アメリカ軍の特殊部隊が殺害したことは、
記憶に新しい。

血で血を洗うことに、
出口は見えないが、
かと言って他に有効な手段はあるのだろうか。

日本と、
中国やロシア、そして半島との問題ですら、
平穏に解決出来ないのに、
永遠と続くこのややこしい問題を、
話し合いで解決することが出来ないのは明らかだろう。

「話し合えば分かる」と言う人ほど、
人の話を聞こうとしないのを見ても、
そのことはよく分かる。

本当に人間は何て愚かな動物なのか。

世界には様々な価値観、文化がある。
日本に比較的近いタイに住んでいても、
それを痛いほど実感する。

中近東はそれが更に違う。

種の多様性は、
種が存亡で最も重要な要素であると思うが、
対立することなく、
共存する方法はないのだろうか。

今現在も世界各地でテロを企んでいる卑劣な組織があるに違いない。
明日は911。
平和な一日であることを祈る。

  


Posted by ひよこ at 00:03Comments(0)四方山話

2011年08月25日

陰謀論

何千人ものデモ隊がフジテレビを包囲したとか。
ネットでは3万人とも。

韓流に抗議しているらしい????
恐らく、
竹島問題や、
在日問題などによる、
反韓意識や、
テレビ局などのマスコミが偏重、捏造報道をしていると、
思い込んでの、
マスコミ不信が根底にあるのだろう。

そして、それらに賛同している多くは、
ネットに巣食う若者ではないだろうか。

ヤフーニュースのコメントを読むと、
その意見が偏重していて、
おぞましい。

こういう奴らは、
月着陸は捏造、
911は自作自演など、
陰謀論を真に受けている確立が高そう。

陰謀論は面白いし、
実際にも世界各所で陰謀が蠢いているとは思うが、
荒唐無稽なものも多い。

フジテレビの中には、
反日的な感情を持つ人もいるだろうし、
ブームを手掛ける人もいるだろうが、
それが、社内のコンセンサスになり、
社を上げて、
日本国民を洗脳するために、
韓流を捏造しているみたいな事は、
有り得ないだろう。

そんなことは少し考える力があれば、
分かるような気がする。

ネットの偏重情報に洗脳され、
マスコミの偏重報道を批判する。

こんな人が多いネット社会は、
恐ろしい危険性をはらんでいるのではないだろうか。

やはり、情報が溢れる今の時代は、
複眼的な考察と、
その真贋を見抜く力が必要なのだろう。

それにしても、
何故、こんなにも余裕のない、
融通の利かない人が多いのだろう。

報道は公正、公平でなければならない、
法律は守らなければならない、
正義は一つ、
みたいな杓子定規な思い込みがあるような気がする。

組織に属している人間がする以上、
報道に、
主観的な考え方や、
しがらみが、
多少なりとも反映することは当たり前ではないか。

こんな事でデモ行進をするなら、
菅政権を批判してデモ行進をするほうが、
余程健全であると思うがどうだろう。

ご存知のようにタイはデモ先進国。
それだけ政治に対する意識が高い、
わけでは無い。

タイではデモを扇動する組織があり、
それは政党に限りなく近いらしい。
政権を握るために、
デモ隊を組織し人を集める。
だからあんなに盛り上がるのだ。

わしはタイの名門国立大学から数百メートルのところに住んでいるが、
先のクーデターの折も、
近所のネット屋で遊ぶ学生の姿が少なくなることはなかった。

昨年の赤シャツ軍団による放火の折も、
わしの知る限り学生は無関心。
こんなものだ。

今、タクシン元首相が訪日しているとか。

タクシンには陰謀説が似合う。
タクシン氏の妹インラック氏が首相に就任し、
新政権が発足した途端、
脱税の罪に問われていた元妻が、
高等裁で逆転無罪判決。
もちろん真相は分からない。

でも、世界ではこんな茶番劇が多いことを知れば、
フジテレビに行くような人は、
マスコミは偏重報道をしていると、
もっと、確信したかもしれない。。。。。。

  


Posted by ひよこ at 01:29Comments(0)四方山話

2011年06月26日

総選挙

自分は特別な人間だと信じ、
常に自己正当化して、
全て自分の都合の良いように解釈し、
都合の悪い事には聞く耳を持たず、
妄想の中で生きている。

そして、権力に執着し、
特権が嬉しくて嬉しくて仕方ない。

そういう人は、
心が凄く弱い人で、
自分の無能さを知ると壊れてしまうから、
自己防衛で脳が勝手に変換をしているので、
嘘を言っている自覚ない。
妄想は全て事実。
言っている事が矛盾していても気が付かないし、
言っていることに信念は全くない。
失敗は人のせいで、
成功は自分のおかげと信じて疑わない。

こういう人は本当にいる。
報道を見る限り、
馬菅は同じ匂いがするな~。

こんな人には何を言って無駄。

損さんみたいに利権に群がる人が、
おべんちゃらを言うだろうから、
ますます裸の王様。

本当に自分は歴史に残る偉大な総理大臣で、
辞める必要はないし、
原発利権に絡んだ悪い政治家やマスコミが、
馬菅下ろしに躍起になっているが、
正義は自分にある。

このままだとホントに解散するかもしれないな~。
国民は自分のことを分かってくれていると思っているだろうし。。。。。
こりゃ、日本は大変だ。



タイも一週間後に総選挙。
田植えの忙しいこの時期にやるのは何か意味があるのだろうか。

予想ではタクシン派が有利。
タイ人は懲りないな~。

もし、タクシン派が勝てば更に混乱は深まる気が。。。。
さあ、どうなるだろう。




  


Posted by ひよこ at 22:59Comments(4)四方山話

2010年11月27日

動画

「えーお運びを頂き誠にありがとうございます」

最近、ブログの更新が滞るのは、
暇なとき動画を見ることが多くなったのが、
理由の一つ。

ついダラダラと見てしまう。

いつ頃からだろうか、
家のネット環境でも動画がストレスなく見ることができるようになった。

元来が怠け者で拘りがない方だから、
なかったらないで見られなくても良いのだが、
あったらあったで楽なので、
ついついテレビ番組などを見てしまう。

久しぶりに見だすと、
何だかんだ言ったってテレビ番組は面白い。

分かりやすいように無理に整理された情報が、
一方的に入って来るので、
ボーと見ていたら、
確かに説得力がある。

世論に与える影響が大きいのも頷ける。

ネットの世界とどう住み分けをするのか、
それとも融合して行くのか、
いずれにせよ、
溢れる情報に流されないように気を付ける必要はありそうだ。

それにしても、志ん朝は良い。
寝るときに聞くとすぐに夢の中。
色気のある流れるような噺が、
睡魔を誘う。

枝雀や志の輔は駄目。
オモロ過ぎて逆に寝れなくなる。

小三治もなかなかええけど、
やっぱ、ここんとこは志ん朝に限る。

トントン、ットントン・・・・・・・・










  


Posted by ひよこ at 19:31Comments(8)四方山話

2010年11月18日

模様替え

寝室の模様替え。
我が家では年2回の恒例行事になっている。

先日、埃まみれになり、
鼻水たらたらで、
ベッドを動かし、
玩具や本などを整理した。

季節感をあまり感じることのない当地でも、
これが終わると、
日本で桜の便りを聞いた時のように、
「もう、こんな季節になったな~」
と少し感慨深い。

我が家は古い。
当地は南国なので、
もともと機密性を気にして造っていないと思うが、
ボロイので更に隙間風が凄い。
窓がきちんと閉まらない。
第一、ガラスが外れているところもあるし、
そもそも我が寝室にはドアがない。
達磨が書かれた暖簾が揺れているだけだ。

暑い時期、ベッドを置く場所で最優先されるのは、
もちろん少しでも風が通るところ。

だが、乾季に入り、
日も短くなる今頃は、
日本の清々しい秋晴れのような気候で、
日が沈むと、
もうそろそろ肌寒い。

これから3ヶ月間ぐらいはタイでは冬。
挨拶は「寒いですね~」になるし、
水浴びが辛くなる。
裸で寝ていると、
ねーちゃんの肌が恋しくなる。

まあ、水浴びをしても死なない程度の寒さだが、
暖房設備がなく、
毛布も若いねーちゃんもないので、
少しでも風の通らないところにベッドを動かした。

それにしても、
鼻水がタラタラ。
ほこりに反応しているのだろう。

もともと鼻炎があるが、
ここまで埃に反応して鼻水が出ることはなかった。

アレルギー体質になってきたな~。
歳のせいだろうか。
タイに来て体質が変わったのだろうか。

やっとタイに対し抗体が出来てきたと思っているが、
今度は過敏な免疫反応が起こるかもしれないな~。。。。






  


Posted by ひよこ at 23:10Comments(4)四方山話

2010年11月16日

稲刈り

三日月の形をした鎌を右手に持ち、
胸よりも高い稲の茎を、
纏めるようにして手前に集め、
左手で茎を握り、
鎌を引いて茎を切断。
それを2,3回繰り返し、
片手では持ち切れないぐらいになったら、
干すように地面(水のあるところは切り株の上)に並べる。

今年のタイは雨が多く、
豊作のようだが、
かあちゃんの実家の田では、
稲刈りの時期になった今も、
水が引いてなく、
膝下まで水に浸かりながらの稲刈りになっている。

14日(日)は、
かあちゃんの厳命で、
無理やり人が集められ、
気が弱い日本人3名とタイ人1名がかあちゃんの実家に向かった。

かあちゃんは9日(火)から手伝いに実家に帰っているが、
稲刈りが終わっているのは僅か。

始めたのは12日かららしい。

皆、好意で来て頂いているのに、
かあちゃんはここぞとばかりこき使う。

水と泥に足元をとらわれながら
稲刈りをするのは見た目より大変だ。
倒れている稲を刈るときは、
屈む必要があるので、
更にきつい。

背を伸ばし一息つく。
どこまでも青い空に、
どこか秋を感じさせる白い雲、
どこまでも続く黄金色の稲。
自分のちっぽけさを実感し、
恵みを与えてくれる大地に感謝の気持ちが沸いてくる。

太古の昔から続いてきた稲作。
タイ人と同じくわしの体内にも農耕民族の血が流れているのだろう。

活力が蘇り後ろを振り返える。

すると・・・・・・

ガッカリ。

「まだこれだけしか進んでないのかーー:」
終わりは遥か彼方。

日が傾き、
日差しがやわらかくなり、
汗ばんだ体が、
急に寒さを感じる。

水牛も家路に付いているのだから、
わしらも帰りたい。

しかし、進んだのは50mぐらいか。

人が多いときに出来るだけ進めたいかあちゃんは、
「今日はこの一角が終わるまでやる」とのたまうが、
さっさと引き揚げたのは言うまでもない。

あーー疲れた~~!!
お米は残さず食べましょう!!

って、タイ人には分かんないだろうけど。。。。

  
タグ :タイ稲刈り


Posted by ひよこ at 21:22Comments(3)四方山話